ほんとうの自分

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「ほんとうの自分」って?


...道に躓いた人間が必ず考えることではないでしょうか。

有機集合体としての自分は1つしか存在しないけど、
意識レベルではほんとうの自分は無数にあると思う。
脳の中には無限の自分が存在するのです。
そしてそのどれもが「ほんとうの自分」。

だから人は自分が判らない。
判ったつもりでも、見つけたつもりでも、またすぐ判らなくなるのです。

人から見た「自分」と、自身が感じる「自分」。
社会の中で生きるにはこの二つの自分ができるだけ整合するように
自分を理解しなければならない。
他人に迷惑をかけず、自分の伝えたいことを伝えるために。

しかしそれ以上に人は自分の存在に、自分の生きかたに
納得するために自分を知らなければならないと思う。

まったく自分を知らない人はいないと思う。
無数に存在する自分をどれだけ知りたいかは人によってさまざまでしょうが
エゴが強い人ほどたくさんの自分を知りたがるものだと思う。

安定した地場にいてはたくさんの自分を知ることはできない。
変化のない場所にいては変化する自分を感じることはできない。
自分を知ることのできな人間が他人を知ることなどできない。

だから僕は安定した場所を離れ、人から見れば無謀と思われる選択をした。


正社員よりも派遣社員を、
派遣社員よりもアルバイトを選択した。

だから正直生活は苦しい。
学業に専念するためにも仕事は安定していたほうがいいかもしれない。

でも。
それではたしてほんとうの自分が見つかるのか。

大学だけでほんとうの自分を見つけたいわけじゃない。
仕事の場でもほんとうの自分を見つけたい。
だからこれからの4年間、僕はあえて安定を手に入れようとはしない。

まずは変化を。
変化の中に身を置いて自分がどこまでやれるかを感じたい。

だからどこまでわがままが通じるかやってみようと思う。
やりたいようにやって、それでもだめならまた考えよう。

時間と距離はシームレスに変化している。
その変化を捉えることで人は柔軟に生きていくことができる。
つまりは生きようと思うなら、なんとでも生きていける。
それなら好きなように生きようじゃないか。

固定概念につかまっていては同じ自分しか見つからない。


できるだけたくさんの自分を知る。
これからの4年間はそういう期間だと思う。