友情と恋愛

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いきなりですが、今回は恋愛談義。

この歳になってもいまだ一人身の僕。
でも自分の家族を持つことをあきらめていない。
そうすると恋愛は避けては通れないわけで...

でも。
離婚して、さらに恋に破れて...
...とくるとすごく億劫になるわけですよ、恋愛が。
いや、いいもんだと思いますよ、恋愛は。
...ウマクいってればね^^;


僕は男と女のあいだの友情はありだと思う人間。
そして、友情と恋愛は切り離せません。
これを仮にタイプAと呼ぶことにしましょう。

一方で友情と恋愛はまったく別物、と考える人もいる。
この手のタイプは友達から恋人に発展することはない。
これを仮にタイプBと呼ぶことにします。

タイプAとタイプB、どちらかが正しい、とかいうものではなく、
それはもうタイプで血液型みたいなもの。

タイプBは最初のインパクトが重要。
出会った瞬間のドキッとする感覚、とか、運命的な出会い、とか。
たぶんシチュエーションに弱い、とタイプAの僕は分析します。
人を信じやすい人とかもタイプBになりやすいのではないでしょうか。

一方タイプAは人間の中味を最優先項目にします。
最初の出会いだけでその人の中味を知ることなんてほぼ不可能。
だから最初は友達としてスタートして、中味を確認しながら距離を
縮めていきます。警戒心の強い人の常套手段です。

タイプBは恋人としてダメになった場合はその後は永遠の別れです。
友達として友好を深めるなんてありえない...らしい。
ある意味さっぱりしているといえますが、タイプAの僕から見ると
少々さびしい気がします。

一方タイプAは恋人としてダメでも友達としてならいい関係を保てる、
そう考えます。「好き」という気持ちは友達でも恋人でもそうは
違わない、と思うからです。
「相手を大切にしたい」という思い自体は同じだと思うのです。

あえて違いをあげるとするならば、それは「距離」です。
恋人はお互いの距離がより近くになるわけで、
だからお互いのいろんな部分が見えてきます。
そこで相手のすべてが見えたと錯覚したり、
相手のいやな部分が見えてきたり。
だから恋人は関係を維持するのが難しいのだと思うのです。

そして近い距離なら難しくても、遠い距離なら、友達としてなら
いい関係を保てる...そう考えるわけです。
もちろん昔を思い出して胸がチクチク痛むこともあります。
でも永遠にサヨナラするくらいなら、まだそのほうがいいと思う。
永遠にサヨナラするくらいなら、なぜ僕らは出会ったの?
なぜ僕らは近接してしまったの?...って思ってしまう。
たとえ別れることになったとしても、別れる前までのお互いの気持ちを
否定したくないと思う。
それは単にお互いが未熟だったり、タイミングが合わなくて
縁がなかっただけなのだから。

永遠にサヨナラすることは大切にしてきた関係を捨ててしまうことだ。
それまで持っていた気持ちを否定することだ。
僕はそれはしたくない。過ちだと思いたくない。

でも僕はタイプBを非難しない。
彼らにとって友情と恋愛は別のドアなのだから。
タイプAではドアを開けるとまず友情があって、その向こうに恋愛がある。
そのタイプAとタイプBが交差すると...もうぐちゃぐちゃ。

...恋愛って難しいね。