闇と光

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眠れない日々が続く。
いや、実際は日が昇る頃眠気に襲われて寝てしまうので
正確には寝付けない日々が続く。
そして会社に出社するのが遅れる。

出社時間がきっちり決まっている会社だったらとっくにクビだ。
ほんとうに自由な会社で助かる...

夜に眠れないのにはなにか理由があるからだろうが、
今のところ僕にはその理由が分からない。

夜は闇。光のない闇。
そこに生きろということか。
闇を見つめろということか。
闇を知れということか。

光と影。
人は誰しもこの両面を有している。
光あるところに影がないのはおかしいよね。
そして光源がキツければキツいほど影もまたくっきりするもの。
ぼくはどうやらキツい光源をもっているらしい。
そのぶん影の存在も大きくなる。

その存在がはっきりしているならば、
僕はその存在を知らなければならない。
理解しなければならない。
そしてコントロールできなければならない。
気付かないうちに人を闇で覆ってしまってはいけないから。


だから今僕は闇にさらされている...

人を傷つけたくない。

でも心のどこかに破壊衝動がある。
その証拠がシャドーだったり、
シャウト系の歌を好んで歌うことだったり。
それは些細なシグナルで気付かせてくれる。

一方で和合を求める精神もある。
それが合気道だったりする。
人と「つながりたい」という欲求だったりする。
これまた些細なシグナルで気付かせてくれる。

破壊と和合。
この両者がうまくバランシングすることで
僕は平常を保てるのだろう...

バランシング。
結局はそれが「生きる」ってことなんだろね。

でも。
どうやってバランスをとればいいのか、
時々分からなくなるときがある。

(2006/02/17 drecomより移動、修正)