ブログを書くということ

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今日は4:30に目が覚めました。
というわけで(どういうわけで?)、
今回は最近の友人との話題でちょっと考えてることを書きます。
ちょっと長いのでコーヒーブレイク時にでもどーぞ。
(ぼかーコーヒー飲みませんけどね...)

突然ですが、「ブログを書く」ということはいったいどういうことだろうか?

その友人いわく、

「ブログを書くということは、ネットに広く自分をさらけ出すことだ、
 それを意識すると本音と建前を強く意識してしまい、
 書きたいことが書けなくなってしまう。」

とか。
前にもブログで何を書けばいいのか、ブログを継続させる方法などについて
いろいろ記事を書きましたが深いテーマなので何度も考えるのはいいこと
だと思うのでまた考えます。

「ブログを書くということはどういうことか」
それはブロガーそれぞれで千差万別だと僕は思う。
逆にそれが明確に言えない人はブログを書けないと思うし、
書いても長続きはしないと思う。

僕にとってブログを書くということはどういうことか。
簡単に整理すると以下のような理由からによります。

  1.自分の頭の中を整理したい。
  2.自分が好きな分野の情報をネットを通じて共有・交換したい
  3.コミュニケーションツールとして活用したい

主にこの3つの理由からです。
ブログは強制的に書くものではありません。書きたいから書く。
それが長続きさせるコツだと思います。
そしてブログは「自分」を全てさらけ出すものではありません。
神様でもない限り、本音と建前があるのは当たり前だと思う。
ブログにウソを書くべきではありませんが、
本音を全て書かなければならないか、というとそれも違う気がする。
そんな風に考えてしまうとそれは苦痛以外の何者でもなく、
そんなものが長続きするわけがない。

理由のうち、1番は別にブログでなくてもいいでしょう。
普通に日記帳に書いてもできるものです。
しかし僕は過去に日記と言うものが長く続いたためしがない。
だいたい3日坊主です。

でもなぜブログは長続きしているのか。
それはおそらく理由2.と3.によるものでしょう。
1.は相乗効果で得られる付加的な効果、みたいなものかな。

人とのコミュニケーションは大変です。でも楽しい。
Webは人とのコミュニケーションを助けてくれる有効なツールである、
というのが私の持論です。コミュニケーションの苦手な自分のために
天が与えてくれた授かりもの、と言っても過言ではないくらい、
僕はその恩恵を感じています。
だから長続きするのだと思う。

自分はこう考えているが、他の人はどう考えているのだろう?
そう思うことがたびたびある人ならばブログを書く価値は十分あると思う。
逆に自分は自分、他人は他人、と割り切っている人は
ブログを書く必要はないのかな。日記帳で十分でしょ。

別に本音を書くことだけがブログじゃない。
ブログで何を伝えたいか、それが明確でさえあれば誰でもブログは書ける。
あなたがよほどの変人でもない限り、
あなたが伝えたいものを受け取りたい人は必ずどこかにいる。
僕ははそう思うからブログを書く。
万人に受けるものを書こうとは思わない。
小説家じゃないんだもの。
(でもたくさんの人に読んでもらえればそれはそれでうれしいのですけどね)

人とのコミュニケーションにおいて、
自分の全てをぶつけている人なんてめったにいないんじゃないかな。
ブログも然り。

伝えたいことだけを書く。ないなら書く理由はない。
でも他のコミュニケーション同様ブログにもエチケットはあります。
誰が読むか分からない、不特定多数の人が読む、ということは十分認識して、
個人情報などの掲載は控え、また常識的に考えて相手が不快に思うようなこと
は書かないようにしましょう。

僕はブログを始めて得るものがたくさんあった。
だからブログを書くことをお勧めします。
読むだけでなく自分も書けばもっと楽しくなる。
コメントだけでなくトラバもはればもっと輪が広がる。

(2006/09/26 drecomより移動、修正)