「変わらない」ことの美しさ

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4/7の桜の風景を同じ場所で今日撮ったもの。
わずか1週間ではや新緑の季節です。
花の命は短し。
だからこそ美しい。

でも。
変わらぬことの「美しさ」というものもあると僕は思う。

「すぐ飽きる人」がいます。その人はなぜすぐ飽きるのでしょう?
僕はどちらかといいうと一度好きになると何でも長くじっくり楽しむほうなので
正直飽きやすい人の心境はよく分かりません。

だから以下はあくまで僕の勝手な推察を述べるのであって、
けして飽きやすい人を非難するものではない、ということをご理解ください。

その人にとって本当にいいものならば、そしていいものであり続けるならば、
「飽きる」ということはないと僕は思う。
つまり飽きやすい人はその人にとって本当にいいものであって、
これからもいいものであり続けてくれるものに出会えてないのではないかと。

そういう面で考えると飽きやすい人はある意味不幸です。
まだ「本当にいいもの」が見つかってないわけですから。
本当にいいものを一生懸命見つけようとして見つからないのなら
仕方がないですが、「自分は飽きやすい人間だから」とあきらめて
いいものを真剣に見つけようとしないのはちょっともったいない気がします。
世の中には「本当にいいもの」であふれているのに。

別にそれでもそれなりに幸せな人もいるかもしれません。
でも、性格は別としてなにかに長く打ち込めるものがある、ということは
本当に幸せなことだと僕は今この歳になって心底そう思います。
もちろん厳密にはずっと打ち込むことはできず多少遠ざかったり、
と波はあるのでしょうけど。

僕にとって本当にいいもの。
それは趣味で言えば合気道・スキー・映画・本・Webだったりします。
そして「本当にいいもの」の中でも一番いいものはやはり「人」です。
長く付き合える恩師や先輩後輩、友達、家族、そして伴侶。
これらの人に囲まれることで人は本当に幸せになれるのだと
僕は思うのですがみなさんはどうでしょうか。

みなさんに一つでも多く「本当にいいもの」が見つかりますように。

(2006/09/27 drecomより移動、修正)