昨日彼女のほうも無事引越しが終わった。
旧居のマンションの最終確認を二人で、って事で待ち合わせたのですが、
寝過ごして遅刻。最後の最後まで彼女に迷惑をかけてしまいました。
最低。
引越しの片づけがあるので彼女には先に帰ってもらい、
遅れて僕一人マンションに向いました。
キレイに荷物がなくなっていて3年前に入居する時の状態に。
でもそこには明らかに3年間の生活の"跡"があった。
あと二日でこのマンションは僕等の元から離れる。
そして僕等を結びつけていたものもそこで切れる。
僕らを結びつける元となったこのマンションはやっぱり
別れる最後まで僕らを引きつけていた。
このマンションがなければもう半年別れるのが早かっただろう。
僕等は協議離婚なので慰謝料とかはお互い全くありません。
でも共有財産であったマンションを処分するために
けして安くはない清算費をお互い払った。
でも僕はけして損をしたとは思いたくありません。
それは高い人生の授業料であったと。
多くのことを学べました。
今は一歩前進できている自分を感じます。
お互いを恨まないでいられたのも本当に幸運でした。
世の中にはそういう別れをする二人がたくさんいる。
そういう別れは本当に辛く、悲しいと思う。
夫婦という関係は消滅して、しばらくしこりはお互い残るだろうけど
僕は彼女の親友でいたい。これは未練でもなんでもない。
たぶん彼女もそう思っているはず。
だから僕も合気道をやめないし、彼女も続けると言う。
別に彼女の顔を見るのはいやじゃない。
笑って話せる。怖いのは周囲の声かな。
別れたんだから仲は良くないだろう、皆はそう思う。
僕も自分が当事者になるまでは離婚する夫婦は皆そうだと思っていた。
でも違う。そうじゃない二人もいる。
だからこれからは親友同士でいる二人を応援してください。
勝手なお願いかもしれませんがみんながハッピーになるには
これが最善の方法だと今では思っています。
人間関係って難しいね。奥が深い。
でもだからこそ、そこからかけがえのないものが得られるんだね。
(2006/01/29 drecomより移動)
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