いよいよです。
1週間後は聖なる愛の日。
お菓子メーカーの戦略だと言われても年に1回くらい「愛の日」
なるものがあってもいいじゃないか。
でも皮肉にも僕らはその「愛の日」の翌日に別れる。
本当に僕は「一人」になる。むろん彼女もそうだ。
この人と一生過ごすんだと思った。でも違った。
これが欲しかった家族なんだって思った。でも違った。
何がいけなかったんだろう?
性格?相性?仕事?人間としての未熟さ?
...どれもYesでどれもNo。
決定的なものがないから余計悩む。
所詮夫婦といえど男と女。恋人との違いは紙切れ1枚の拘束。
それも簡単な手続きですぐ破棄できる力のない拘束。
しかし恋人とは天と地とほどの違いが一つだけある。
それが周囲の「祝福」。
僕等は祝福を受けた。親からも親友からも。
僕等はその祝福を裏切ってしまった。
彼らは「仕方がないよ」って言ってくれる。
でも裏切ったんだ。裏切ったんだ。裏切ったんだ...
そんな僕に新たな友達を作る資格があるの?
こんな僕に新しく恋人を作る資格があるの?
あんな僕に新しく家族を築く資格があるの?
それが僕の今の苦しみ。
彼女とは夫婦ではいられなくなったけどいい友達ではいられる。
未練でもなんでもなく、彼女はいまでもよき理解者だ。
今でも笑って話せる。それが唯一の救い。
一昔前離婚がそれほど簡単に許されない社会に僕等がいたなら、
僕等は別れなかったんじゃないかなとふと思う。
もし僕等に子供がいたなら少なくとも僕は別れを切り出したりは
けしてしなかったろう。
自分の子供には自分のような思いをさせたくはないから。
じゃやっぱり僕等は簡単な気持ちで別れてしまったの?
周囲の祝福をいとも簡単に裏切って?
俺ってこーゆー人間だったの?
いいわけと知りつつここのところ集中力が弱い。
昨日は心機一転頑張らなきゃ!と奮起するも今日にはこの落ち込み。
僕は弱い人間なのだろうか。これでも合気道四段なんですけど。
肉体はもちろん精神も鍛えられてるはずなのに。
稽古に励んだ12年はなんだったの?
物事のすべてに理由が必要だ-僕の師匠はそう言った。
でも考えれば考えるほど深みにはまるよ。
考えてもしょーがないよ。ある友達はそーいった。
確かに。それも一理ある。でもどっちがホントなの?
僕は未熟なんだ。人間ってものが分かってない。
分かり合えたつもりが分かり合えてなかった。
だからこれからは一人でも多く人と話していこう。苦手だけど。
心を開いていこう。だから僕はオープンソース。
だから僕はぼーずあたま。未熟な自分を飾りたくない。
そして僕はブログを書く。人というものを知るために。
ブログは人と話すのを助けてくれる便利なツールだ。
情報が集まる。人の意思が集まる。そして行き交いするようになる。
そこからまた新しいなにかが生まれる。
こんなつまんない人間でも話せば何か見つかるはずさ。
今日はこんなつまんない文章でも明日はなにか面白い文章が
書けるかもしれない。だから今日は辛気臭い文章で勘弁してください。
迷い迷って迷路をさまよう。今僕はどこにいるの?
だからみなさん、僕と話してください。
僕を見つけてください。
(2006/02/15 drecomより移動、修正)
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