Design Plactice 2nd

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受験まであと2日。

3ヶ月前に受験練習素材10セットぶん買ったものの...


...実際作ったのは1セットのみ。

まあこの1セットで悟ったことは、
完璧なシュミレーションを10回すればいいものじゃない、ってことかな。

確かにそれで"受験慣れ"はできるだろう。
しかし僕はもう「受験のための勉強」はしたくなかった。
それは僕にとってはあまり意味のないことと思えたから。

なんか僕にとって、今度の受験は「適性試験」みたいなものなのかな、と。
例えば視力検査するのに事前に「勉強」したりはしないよね?
例えが極端かもしれないけどそんな感じ。

僕がデザインを学ぶ適性があるのか?
受験はそれを適性に判断してもらうもの。
下手に小細工をして適性もないのに合格して...なんてことはもう嫌だ。
というのは僕が高専に入った経緯がまさにそんな感じだったから。
「そこでなにがしたいか」を深く考えず、ただ「入ること」だけを考えた結果が
納得のできないものだったから。


なにをするにも、その意味を突き詰めなければ前に進めない性格。
「自分がデザインでやりたいこと」-それがまだ整理できていなかった。
それで手を動かす前にたくさんのものを見ることにした。
デザイン展示や美術館に足を運んだ。


...しかしもうタイム・リミットだ。
考えてばかりもいられない。

というわけでとりあえず手を動かしてます。

本番時にイメージした作品を構成するに当たり、
基本となる各パーツが作れるか、だけは確認する必要があるかな、と。
三角錐や円錐など基本図形をどのくらいの大きさや数で作ればいいか、とか。

テーマは毎年異なるわけだから、過去問のテーマを深く考えてもしょうがない。
テーマによって想定するイメージは異なるだろうし。
そこはもうこれまで見てきたもの、考えてきたもの、整理してきたもの、の
積み重ねを信じてやるしかない。

だからテーマはまったく考えず、過去問を眺めながら基本パーツを
つらつらと作り、気の向くままに組み合わせてできあがったものが...


アングルその1。
triangle_tree1.jpg


アングルその2。
triangle_tree2.jpg


アングルその3。
triangle_tree3.jpg

...これ。色も適当。
三角錐(底辺3cm、長辺5cm)10個ほどでここまで作れた。


...できあがったものを眺めて、タイトルをつけてみると...

...「Triangle Tree」。みたまんまだけど。

我ながらけっこう気にってしまった。
自分が作ったものを気に入る、ということは大切なことだよね。

まあでも本番ではとにかく形にして、きちんと説明する。
これだけは後悔しないようにしたい。

作ったものをどう判断するかは相手次第。あれこれ悩んでも仕方がないもんね。

頭が真っ白にならないことだけを祈ろ。
本番に弱いんだよな...