受験まであと2ヶ月。
ここにきてようやく成果物が1つ出来上がりました。
受験勉強の準備をしてからおよそ1ヶ月。
といっても創るのに1ヶ月かかったわけじゃなく、
1週間前までは最初のとりかかりで悩んでいた。
そして1週間前、言葉でのイメージが出来上がった。
そして3日前、オブジェのイメージが沸いてきた。
そして昨日、創りあげた。
なげーよ。
ここまでくるの。
受験勉強、というとどうしても学科試験をイメージしてちょっと違うな、
と言うことで今後は"Design Plactice"ということにします。
あるテーマを表現するオブジェを紙で作成する練習。
できたのはいいけど、思ったより大変。
<問題>
「私たち以外のもの」を想像してテーマを決め、
与えられた材料で造形作品(平面でも立体でもよい)を作りなさい。
また用紙C(原稿用紙)に自分の作品の解説文を書きなさい。
<作品全体像>
<解説文>
タイトル『仲間』
私たちは形状や色、距離、規則性を自分と比較して共通するものを
「仲間」として認識する。つまり「私たち以外のもの」とは同じ仲間として
認識されず疎外されるものである。
しかし「個々は基本的に違うものである」という認識から始めれば、
自分との共通項を積極的に探し、私たちに違いをもたらしているものの
意味が理解できれば、すべてのものを受け入れ、「私たち以外のもの」
として疎外されるものはなくなるはずである。
(196文字、ただしタイトル含まず)
<説明>(面接で説明する内容)
一番右上にある三角錐が「わたし」である。
私を中心に、さまざまな「わたし」以外のものがある。
「わたし」以外のものにはさまざまなマーキングがしてある。
わたし自身にはマーキングする必要がない。
唯一常に自覚できる存在だからである。
「わたしたち」とは仲間意識で自分と共通するものをもっている
集団である。共通するものは形状であったり、色であったり、
距離であったり、自分が含まれている集団にある規則性
だったりする。
同じ形状や色。
自分に近い距離にあるもの。
規則正しい、規則の中に含まれている自分とそのほかのもの。
これらを「わたし」は「わたしたち」と認識して、
それ以外のものを疎外する傾向がある。
しかし、人間一人一人はすべて異なっているものである。
その認識を原点に周囲を見渡せば、
違いの中から、共通項を見つけ出そうという意識が働き、
より多くの共通項を探そうとするものである。
それぞれの因果関係を正しく把握できれば
より多くの共通項が見つかるものである。
そしてその活動が究極に至ればすべてのものを「わたしたち」
として受け入れ、「わたしたち以外のもの」として疎外されるもの
はなくなるはずである。
すべての人がこのようになればすべての社会で、すべての世界で、
無益で悲しい争いはなくなるはずである。
<自己評価>
初めてのトライ、ということではなはだ未熟な部分を感じます。
まず、発想から制作までの期間が現実レベルを越えて長い。
発想まで1ヶ月。設計に3日。制作6時間。解説30分かかった。
試験当日は6時間という時間枠内で発想、設計、制作、解説すべてを
こなさなければならないことを考えると問題外のスピード。
表現力もまだまだ不足。
単純な図形を描き、大きさを変えて複製するのに手間取った。
三角比をすっかり忘れてた。
与えられた材料は今回は不足させることなく作れたけど、
気をつけないと材料が足らなくなる可能性もあると思った。
失敗分も考慮した材料配分を考えないとだめみたいです。
いやー、けっこう大変だ、こりゃ。
もっともっと作らないと。
この作品に対する客観的な意見をコメントくださいっ!
でも批判はやめてね。未熟なのは分かってるから。
こうしたらいいんじゃない、というアドバイス的なものなど非常にウレシイかも。