テストも終わって夏休みまであとはオープンキャンパスを残すのみ。
ま、オープンキャンパスは外部向けで作品を発表しない学生は
学校に来なくてもいいんですけど...
今年はなんか違う。
このブログでさんざん文句を言ったからでは全然ないのだろうけど、
学校側もけっこう気合いが入ってるような気がするのです。
んで今年のゲストが面白そうなので行ってきました。
第1日目のゲストはアートディレクターの針谷建二郎氏。
多摩美の講師でASYL(アジール)を主宰する佐藤直樹先生との対談形式。
グラフィック系には興味がないので正直それほど期待はしてなかった。
でもそれなりのことをやってきた人は分野が違えど言うことに重みがある。
若い頃は何も知らなくて失敗ばかり。
それでも積み重ねてきたものがあるから今がある。
現在は「Adapter」というグラフィック集団や「ANSWR」というクリエイティブスタジオで
精力的に活動されてるそうです。
Public-Image.orgというWebマガジンも運営されているのですが、
グラフィックだけにこだわらず幅広い分野が網羅されていて
デザインに対する思い入れもハンパなくスゴイ。
nendoの佐藤オオキさんへのインタビュー記事を見つけて、
「こりゃ本物だ」と勝手に太鼓判押しちゃいました。
学生に伝えたいメッセージとして、
「ツールや技術などのフォーマットに囚われず、
自分のイメージを大切に育てて欲しい。
そうすればどんなメディアでも、どんな時代になっても、デザイナーとして生きていける。」
...うーん、いいこと言うなあ。
思いもよらぬ収穫でした。
明日はさらにビッグなゲスト。
楽しみ楽しみ。