かたちのデザイン1【最終プレゼン】

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[課題1]アブダビに建設予定の安藤忠雄設計の海洋博物館。(投票数:3)

大学に入学して2ヶ月。
最初の専門課程のセッションが終わりました。

僕が選択したのは「かたちのデザイン」。
発泡スチロールを加工して自分がイメージするものを表現する、というもの。
与えられた課題は2つ。

  1.自分の好きな曲線を表現せよ
  2.300×200×150mmのハコモノデザインをせよ

1.はオブジェでも、日常用品でも何でもいいので自分が気に入った
曲線を見つけてきて、それを表現しなさい、というもの。
2.は三面図を描いたときに指定の寸法がその図面に現れる、という条件で
やはり好きなように自分の表現をしなさい、というもの。


で2ヶ月かけて製作してきて、昨日そのプレゼンテーション。


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[課題2]三角錐を2個組み合わせて直方体の「ねじれ」を表現。(投票数:0)

プレゼンの方法はまずクラスのみんながいいと思う作品に投票し、
投票の少なかったもの、つまりは人気のなかったものから発表する、
というシビアなもの。

誰かから投票があった場合はその中から一人選んで講評してもらい、
そのあと自分自身で所感などを述べ、最後に講師による講評をもらいます。

少ないものは課題1、2共にゼロ、から多いものは
クラスの半数以上からの投票を得ていた人もいました。


クラスメイトはもっと複雑な曲線、構成の作品を作ってました。

シンプルであること。それは僕のデザインの信条。
シンプルなこと自体は悪いものではなく、
発想の展開が乏しすぎたことが人の興味を得られなかった原因だと思う。
シンプルなものはそのシンプルさゆえにテーマがはっきりしていなければ
あからさまに魅力のない、人の興味を惹くことができないものになる。

...もっといろいろ試行錯誤すべきだった。

先生の指摘は、

 「安定志向で、試行錯誤に欠ける。
  現状に満足するな、もっと冒険しなさい。」

というまさに今の僕の欠点をつく的確な指摘でした。
 

まあでもまだはじまったばかり。
元々スロースタータなんだから慌てることもない。
これからどんどん冒険できるさ。
そのために僕はこの大学に入ったのだから。


この調子でペースアップしていきたいと思います。

プレゼン直後は徹夜で打ち上げ。
そして休むまもなく次のセッション。
次は「運動構成」。これまたプロダクト系。


...頑張ろうっと。