夏休みが終わり、今日から後期の授業スタートしました。
どこにも行けず、孤独な夏休みだったのに、
いざ学校がはじまるとなると億劫になってる自分がいます。
やっつけ仕事でレポートも無事提出したのに、
達成感を感じられない。
出力70%でなんでも無難にこなしてしまう悪い癖が出てる気がする。
なにか新しいものを見つけるためには出力120%くらいで
自分の限界を超えるくらいでなきゃなんないのに。
今日から授業再開と同時に第3セッションのスタートです。
僕が選択したのは「立体」。
具体的には木材を使用して「腰をかけるもの」の製作。
「イス」「チェア」ではなく、「腰をかけるもの」とあるところに
製作物の範囲と可能性が広がっています。
「腰をかけるもの」=「イス、チェア」だけではない、ということ。
考えてみれば僕等はいろんなものに腰をかけている。
2ヶ月のセッション期間のうち、1ヶ月は「何のために、誰のために」
というコンセプトを煮詰めて、1/5スケールで模型を作成し、
残り1ヶ月で実物を作りこみます。
今日は軽いオリエンテーションとグループディスカッション。
夏休みの間はあんな本やこんな本を読んでインスピレーションを
探したけれどこれといったものは浮かばず。
でも今日、オリエンテーション中にいきなりピンと来た。
時間はあるようであまりない。
スケジューリングと、数少ないインスピレーションを大切にしなければ
消化不良で終わってしまう。
できはともかく、120%の力を注いで頑張りたい。
テーマは「木馬」。
木馬は子供のためだけのものじゃない。
「腰をかけるもの」はじっと同じ体勢でいるだけのものじゃない。
良いアイデアはじっとしているだけでは浮かばない。
良いアイデアは心地よいリズムの中で生まれるもの。
リラックスできる体勢でありつ心地よく動き続けれらるもの。
そんな良いアイデアを生み出すための「腰をかけるもの」を作りたい。
それは僕自身、今一番欲しいものなのかもしれない。
残暑が続き、夏休み気分は抜けないけど。
夏は明け、再び学校は始まった。
集中しなきゃね。