高知駅を堪能した翌日、
同じく高知市内の五台山という丘の上にある牧野植物園へ。
ここにもう一つの内藤建築、牧野富太郎記念館があります。
ま、この建物のレポートは後のお楽しみ、にして、
まずは植物園のレポート。
意外とユニークで美しい植物たちに溢れていて良かった。
理想の「形」のお手本は、いつだって自然にある。
自然はいつだって完璧だ。
その秩序を崩すのは、いつだって人間。
でも、その「偏り」が人間「らしさ」なのかな。
[牧野富太郎氏銅像]
高知が生んだ「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士の業績を顕彰するため、博士逝去の翌年、1958(昭和33)年4月に高知市の五台山に開園。起伏を活かした約6haの園地には、博士ゆかりの野生植物など約3,000種類が四季を彩り、自然の中で植物に出会う喜びを感じていただけます。収集植物の多くは採集地が明らかで、観賞や観察の対象のみならず「生きた標本」として植物研究に重要な情報をもたらしています。(牧野植物園オフィシャルサイトより)
南門から入園。
南門そばの温室入口。
温室。
カラフルな植物たち。
建築もイイけど、自然もイイ。
建築の、自然との対峙の仕方。
20世紀は向い合って座り、21世紀は同じ方向を眺めて並んで座る。
...そういうことなのでしょうか。
【Information】オフィシャルサイト
アクセス:JR高知駅から車で約20分
開園時間:9:00~17:00
休園日:年末年始(12/27~1/1)
入園料:一般720円 高校生以下無料