比翼入母屋造の本殿を持つ吉備津神社【岡山県岡山市】

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【訪問日:2017年10月31日】


前回の記事にて、ブログ再開宣言したものの、
なかなか気持ちが切り替わらず半年が経過。

...亀の歩みでの再開です。


岡山旅行記、後楽園を後にして最後は岡山市街地のはずれにある、吉備津神社へ。

お目当ては国宝の比翼入母屋造の本殿。


吉備津神社は大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社です。
大吉備津彦大神は桃太郎伝説のモデルとなった武神でもあります。
創建時期や創建者については定かではありませんが、
現在の本殿・拝殿は二度の大火による焼失を経て、
室町時代に25年の歳月をかけて再建されたものがその姿を今に残しています。

広大な敷地を持つ吉備津神社ですが、その入口からはその広さは見えてこない。

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[北随神門]


山門を登った先に現れる拝殿。

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なんかすごく圧迫感を感じる空間。


横に回り込むことでようやく全体像を見えてくる本殿。

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拝殿・本殿とも国宝にしてされています。
比翼入母屋造の本殿に平入の拝殿が接続しています。
なんとも不思議な造りですが、
これだけ巨大な建造物が重苦しく感じず、むしろ軽快な浮遊感すらするのは、
白漆喰の土台のせいだろうか。

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拝殿・本殿の奥に広がる広大な敷地。

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【Information】オフィシャルサイト