お伊勢参りへ行ってきました。
とくに信心深いわけでもなく、
とくに前から行きたかった、というわけでもなく、
急に思い立って。
だから神宮に対する知識もほとんどありませんでした。
伊勢神宮は正式名は単に「神宮」といい、
外宮(豊受大神宮)と内宮(皇大神宮)を中心として
両大神宮の「正宮」、14の「別宮」、43の摂社、24の末社、42の所管社の
全125社の宮社を総称するもの、だそうです。
その広さは、東京ドーム1200個分で伊勢市の1/4〜1/3にもなるとか。
文句なしに日本一巨大な神社。
ちなみに内宮は天照大御神が、外宮は天照大御神の食事を司っていた豊受大御神が祀られています。
初めてのお伊勢参りだし、全部を回る気力も体力もないので、
今回は外宮と内宮を丸1日でざっと一回りすることにしました。
それでもざっと200枚以上の写真を撮ったので、
記事も外宮編と内宮編の2回に分けます。
神宮参拝はまず外宮から詣るのが古来からの習わしだとか。
そのせいか、外宮は伊勢市駅から徒歩5分のアクセスの良さ。
...というわけでまずは外宮編。
神宮では全ての社で社の敷地の隣に、
同程度の広さを持った空きスペースがあります。
20年に一度の「遷宮」で場所を交互に移し、社を建て替えます。
[社の横にある空きスペース(写真は土宮)]
空きスペースには写真のような小さい社が置かれています。
[空きスペースにある小さな社(写真は多賀宮)]
現在は正宮は正面向かって右側に配置され、左側が空き、
それ以外の社は左側に配置され、右側が空き、となっていました。
以下順路に沿って紹介します。
まずは入口の手水舎で心身を清めます。
作法としては、左手、右手の順に手を清め、
左手で水をすくい、口を清め、
最後に左手を洗い流す、だそうです。(公式パンフより)
最初の鳥居。
神楽殿。
ご祈祷や神楽を受ける場所。
お札やお守りもここで買います。
大学生、ということで学業成就のお守りを1つ買いました。
神楽殿の横にある九丈殿、五丈殿。
そしていよいよ外宮の正宮(御正殿)。
...一際神聖さを感じる場所。
鳥居の内側は撮影禁止となっていて、常にガードマンが立って警護してます。
賽銭場の前の門には白い布すだれがかかっていて、
風になびく度に奥が見える様が神秘的です。
撮影可能の場所から見える御正殿。
左隣に次の遷宮時の新御敷地があります。
続いて別宮めぐり。
階段を登り...
風宮(かぜのみや)。
土宮(つちのみや)。
坂を登って多賀宮(たかのみや)。
御厩(みうまや)
神馬を祭る厩舎。
...馬自体は居ませんでした。
神宮は1つの森。
全ての樹木は神木で、神聖な雰囲気を醸し出している気がしました。
入口付近まで戻って、勾玉池へ。
奉納舞台。
池の中にある茜社(あこねさん)。
池のそばの鳩と鯉。
梅。
平日の朝8時という時間帯のせいもあるのだろうけど、
次に行った内宮に比べて静か。
内宮には「おはらい町」という土産物家が並ぶ通りがあることもあり、
賑やかな雰囲気があります。
...自分は外宮のほうが好きかな。
続いて内宮編へ。
【Information】オフィシャルサイト
アクセス:近鉄・JR伊勢市駅より徒歩5分