LEADING EDGE DESIGN展 "MOVE"【SPIRAL GARDEN】

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move_led.jpg


土曜日徹夜。
翌朝そのまま合気道の稽古に行こうと思ったのだけど、
睡魔に襲われ爆睡。途中何度か目が覚めたものの結局
ベッドから出たのは午後5時過ぎ。

しかしまだ間に合う。
というわけでLEDの展示会「MOVE」を見に
表参道はspiralへ行ってきました。

表参道駅のEchikaがオープンしていてとてもキレイになって
いるのですがまだ慣れなくて、けっこう出口を迷います。
spiralはB1出口を出てすぐのところです。

基本的に撮影は禁止(ばんばん撮っている人いましたけど)
なのでパンフの写真だけ載っけます。
PC WatchCNETでレビューしているのでそちらを参照してください。


個人的に興味を持ったのはtagtypeキーボードと、
8輪電気自動車「Hallucigenia(ハルキゲニア)」でした。

tagtypeは両親指だけで日本語入力ができるキーボード。
プロダクツデザインというとまず用途が先にありき、
というのが基本ですがこのモデルはまずスタイルありきで
そこから用途を考える、というものでデザインってこのような
形もあるんだなと感心しました。

用途がまだ明確でないため、まずはガレージキットとして
商品化し、ユーザに用途を開拓してもらう、というのも
なかなか面白いなと思いました。
まだスケジュールはぜんぜん未定ですが様子的には
年明けぐらいには具体的なプランが出るかも、とのことでした。

Hallucigeniaは8厘の電気自動車ですが各車輪にモータを設置し
独立した可動域が出せるようにすることで従来の自動車には
不可能であった「動き」ができるようになる、というもの。
効率的な移動を求めて設計された現代の自動車では、
高密度化する都市の複雑さに対応できなくなっています。
それを解消し、都市と自動車の共存を図ろうというのが目的。

実際にデモを見たのですが確かに今の自動車にはない
動きをします。縦列駐車などはかなり楽になりそうに思われます。
でも車輪の動きとしては複雑なものになるだろうし、この動きを
制御するためのハンドルなどの操作系はどうなっているのか...
その点も展示会の最中にも開発は進んでいて、
展示会最後のデモ間際に完成させた、というからスゴイ。
スピードとパワーを感じます。
実際にはセンサーを搭載したグローブを手にはめて、手の動きに
自動車が追随する、という画期的なものでした。

デザインがプロダクツに密接することでより多くの可能性を追求する。
そういう意味でおおいに刺激を受けたイベントでした。