大学の研究室で見せてもらったDVD。
元NHKディレクターの人が作ったもので、キューバの都市農業をレポートしたもの。
キューバはかつて経済基盤の80%をソ連からの輸入に頼っていました。
ソ連が崩壊し、経済基盤はガタガタとなり、
キューバは自活の道を歩まざるを得なくなりました。
そこで国民は一眼となり...
それまでサトウキビとたばこくらいしか産物がなかったのが
今や食糧自給率は100%!
その鍵となたのが人工の集まる都市での石油を使わない有機都市農業。
このビデオでは2人の日本人が現地を訪れその都市農業について
取材する形でレポートしています。
現在の日本において参考にすべき点が多分にあると思います。
ミミズによる堆肥、害虫を避けるためのヒマワリ、混植、コンクリートの畑...
ここ10年での苦心の研究成果が出ているわけですが、
技術大国ニッポンであれば技術的要素は負けてはいないはず。
にもかかわらず食糧自給率100%をキューバでは達成できて
日本では達成できないのはなぜか?
...それは単純に必要に迫られていない、危機感を持っていない、
結局は意識、モチベーションの問題なのでしょう。