瓶覗(甕覗)【かめのぞき】

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ほんのふとした瞬間の発見。
メインディッシュにちょこっと添えられている、
ほとんど飾りのような料理がすごくおいしかったときの感動。
うまく言えないけど今回はそんな瞬間に発見したもの。

「瓶覗(甕覗)」という色があるそうです。
どんな色だか分かります?

ちょうど冬の快晴時のあの高い空の色だとか。
とても気持ちのいい色ですよね。

デザインと色は切っても切り離せないもの。
どうも自分の色の嗜好は一般の人とはちょっと異なるらしい。
色について、今後も"いろいろ"注目していきたいと思います。


kamenozoki.jpg


今回のネタはフジテレビの「+COLOR」から発見しました。
毎週日曜日の「いいとも増刊号」の後に放送されてるのをたまたま。


ネットで調べて見る限り、厳密な色値定義はないみたいですね。

上記画像は「日本の伝統色」というサイトでの指定しているWebカラー「#C5E4Ed」です。
ほかに「#a2d7dd」「#91D0CD」などバラツキがあります。

藍染をするときに白い布を最初に瓶に浸して白い色が消えて、
藍色が徐々に入っていく刹那の色なのだとか。
別名「覗色」(のぞき)とか、「白殺し」とも言うそうです。
つまり藍色系の中でももっとも薄い色であり、染めが進むごとに、
瓶覗→浅葱→縹→藍→紺という風に色名が変わってゆきます。

色名の数だけ日本人の色に対する想いが詰まってるんですね。