「スーパーノーマル」展

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現在深澤直人さんの「デザインの輪郭」を読んでいます。
工業デザイナーらしく、ちょっと小難しいところもあるけれど、
「ああ、なるほど、デザインってこういうことなんだ」と
感じさせらることひとしお。

その深澤直人さんとジャスパー・モリソン氏のキュレーション
("キュレーション"ってなに?)による「スーパーノーマル」展
六本木Axisビル4Fにて開催中(6/9~7/2)。
ジャスパー・モリソンという名前も今回はじめて耳にしました。

デザイン業界にとって「あたりまえ」とか「ふつう」という言葉は
マイナス・イメージにとられがち。
デザインというと「華やかさ」とか、「斬新な」とかいったものが
追求されるものと思われがちですが、本当にそうなのか。

あまりに普通すぎてデザインを意識させないものが、じつは手放せなかったり、愛着を感じさせたり、存在感を持ったりします。ものには、そのものが収まるべきふさわしいかたちがあり、そこからスーパーノーマルは生まれるのです。(『開催のお知らせ』より)

『デザインの輪郭』でも同じように「あたりまえ」の大切さが書かれています。

「普通を超えるふつう=スーパーノーマル」。
それが一体どんなものなのか見てきたいと思います。