TOTO建築マップシリーズヨーロッパ編。
その第2巻を自由が丘のブックオフで見つけました。
今こういう本を買うことに意味はあるのだろうか。
この本は僕にとって本質的だろうか。
この本は僕のライフ・ライブラリーの一冊に値するだろうか。
...正直迷う部分もある。
しかし僕の感覚はこうも言っているのである。
「次のステップで必ず必要になる本だ」
と。
本で学び、実物を訪れて学び、自分で創って学ぶ。
[ルツェルン文化・会議センター(スイス、ジャン・ヌーヴェル)]
正直今の僕には外国の建築物を訪れる余裕は全くない。
本で我慢するしかない、というならば、
建築マップなどではなく、作品集などを選ぶべきである。
僕は本の蒐集家ではないし、雑学王になりたいわけでもない。
僕が本を集めるのはあくまで学ぶためであり、いずれ創るためである。
そうであれば、建築マップはいずれそこを訪れるために用意するのである。
今行けないから、当分行けないから、という理由で手に入れないのであれば、
そういう本は、これからもずっと必要ないだろう。
逆に今この苦しい時期にあえて買おうと思う本は、
これからの自分の道になにかしら役に立つ本である。
いつかこの本を片手に訪れる。
とりあえずこの本を見て行きたくなったのは、
ルツェルン文化・会議センターかな。
あの巨大なキャンティレバー、巨大な庇を見てみたい。