白井晟一の展示とアントニン・レーモンドの音楽センターを見に
高崎まで来ました。
群馬ってけっこう遠いなあ、と思ってたけど、
渋谷から湘南新宿ラインを使えば一本、2時間で行けちゃう。
いい具合に距離も離れているので学割も使える。
ちょっと早起きをして、
渋谷を7時前発の列車に乗って、高崎に9時前に到着。
午前中は群馬の森の群馬県立近代美術館で白井晟一展を観て、
午後2時前にまた高崎駅に戻ってくる。
東口には散策スポットがほとんどなく、西口へ。
駅から真っ直ぐ伸びる大通りが右側に曲がっていくあたりに
目指す高崎市役所はある。
世田谷区民の僕が、別にこの市役所に行政的な用があるわけでもない。
用があるのはこの建物の21階。
そう、この市役所の21階は展望台になっているのです。
そしてこの展望台から市役所の隣にある群馬音楽センターを見たかった。
ただ、それだけ。
しかし、この建物立派だわ。
潤ってんな〜、高崎市。
富山市役所もすごいなと思ったけど、ここも負けず劣らず。
市役所に近づくと、見えてくるハープの置物。
ちょっとした噴水広場になってます。
花もたくさん。
ガーデニングの展示もしてたり。
なんかよく分からない古風な箱もあったり。
そして建物の前へ。
音楽センターからの眺め。
正面玄関の前には大きな黒いアーチが。
サーリネンのセントルイスのジェファーソン記念碑を彷彿とさせる。
市役所の左隣には、これまた立派な市議会が。
さあ、いよいよ中へ...
吹き抜けの大空間ロビー。
でっかいダクト。
エレベーターで21階へ。
展望台。
展望台からの絶景。
烏川をのぞむ。
高崎駅をのぞむ。
一番見たかった群馬音楽センターはこちらで別途レビューしています。
市民ギャラリーへの連絡通路。
実際に下へ降りてみると、こんな感じ。
市民ギャラリー。
行政機関のある場所のすぐそばにこうした開放的で大規模なギャラリーがある。
芸術に高い関心があり、芸術に対して寛容な街、ということでしょうか。
こういう街こそ、心豊かに暮らせる場所なのではないだろうか。
金沢、富山と並ぶほど好感を持てました。
旅行というほどでもないけれど久々の遠出、ということで、
最後は疲れた身体を癒すべく銭湯へ。
駅から10分ほどの所にある「滝の湯」。
たぶん滝見町にあるから「滝の湯」なんだろうな。
お湯がめっちゃ熱かったのであんまり長湯はできなかったけど、
それでもさっぱりリフレッシュ。
帰りの湘南新宿ラインでもうとうと居眠りしながら帰路につきました。