[Valencia City of Arts](出典:www.calatrava.com)
サンティアゴ・カラトラバ。
今一番好きな建築家です。
...といっても最近知ったばかりなのでその正体をよく把握してないけど。
建築家というより、アーキテクト・エンジニアという肩書きみたいです。
フランク・ゲーリーのように芸術的でありながらゲーリーよりは規則的。
ザハ・ハディドのように未来的でありながら彼女よりは現実的。
同じスペインの建築家ガウディの有機的建築をさらに進化させたような。
とにかくモニュメンタルなところがたまらなく好きです。
機能的というよりは心の奥底を刺激するような。
心理作用も建築の一つの機能というならば、
モニュメント建築も立派な機能的な建築なんでしょうね。
オフィシャルサイトにこれまでの建築作品が紹介されているのですが、
見ていて飽きない。ずっと見ていたい。
写真でもこうなんだから実物を目の前にしたらいったいどうなることやら。
今回はその中から気に入ったものをピックアップ。
(その後サイトがリニューアルされたため、一部画像が一致しないものもあります)
トップの画像は彼は絵も描くわけですが、その絵の中の「目」にそっくり。
頭の中のイメージをあれだけ巨大な形に正確に投影する、その手腕がスゴイ。
[カラトラバの絵](出典:www.calatrava.com)
カラトラバといったら橋。
よりそのモニュメンタル性が際立ちます。
[Campo Volantin橋(Zubizuri橋ともいうらしい)](出典:www.calatrava.com)
カラトラバを知るきっかけになった橋。
ビルバオのグッゲンハイム美術館の近くにあるみたいです。
[Bridge of Europe in Orleans](出典:www.calatrava.com)
どこの橋だかは知らないけどこの橋もステキ。
あのアーチの形が心惹かれる、
[Lyon Airport Station](出典:www.calatrava.com)
空港も多く手がけていますがその中でも一番好きなもの。
空港らしく、まさに翼(ウイング)を広げた鳥のような優美さ。
ビルバオ空港も手がけてます。
[Tenerife Opera House](出典:www.calatrava.com)
オペラハウスといえばウツソンのシドニー・オペラハウスが有名ですが、
それに負けず劣らず独創的。
三日月のような、角のようなモニュメントがスゴクいい。
[Montjuic Communication Tower](出典:www.calatrava.com)
バルセロナオリンピック時のモニュメントタワー。
なんか宇宙的なところがステキ。
[Milwaukee Art Museum](出典:www.calatrava.com)
ミルウォーキーの美術館。
なんといっても羽ばたく翼がスゴイ。
[High Rise Malmo(Turning Torso)](出典:www.calatrava.com)
スウェーデンのねじれるタワー。
中はどうなってんだろ。
日本には彼の作品がないのが残念。
やっぱスペインに行きたい~
YouTube動画。
よりカラトラバの魅力に触れることができると思います。
いろいろな作品群。
スウェーデンのねじれる高層アパート。ホント、中はどうなってんだろ。
ミルウォーキーの美術館。巨大な翼が可動するのがスゴイ。
リオデジャネイロの未来ミュージアム(AppleのCM)。
オリンピックのマラソンコースにも登場してましたね。
日本ではまだ馴染みがないのか、誰に話しても知らない、と言われます。
本を探しても洋書ばっかり。
Amazonで見つけた唯一の邦訳書。
カラトラバのMITでの講義を訳したものらしい。
どのような思想があのような建築を作らせるのか。
...とても興味があります。