二人の若手建築家の展示をハシゴした。
ちょっとした気まぐれだったのだけど、
半分は新しい発見があったものの、半分は後悔した。
建築はそのスケール故に、大切なものを包むが故に、
慎重に扱わなければならない。
建築に芸術があるからといって、安易に飛躍的に扱ってはならない。
最近の建築がどうも軽薄に見えるのは、
自分の感覚が最先端の感覚に追いついていないからだろうか。
建築はクラシカルであるくらいがちょうどいい。
まずは銀座の資生堂ギャラリー。
以前HOUSE OF SHISEIDOには行ったことがあるけど、こちらははじめて。
...繊細な建築も悪くないけれど。
YAMAHA
ニコラス・ハイエック・G
三愛ドリームセンター
場所を移して外苑へ。
新しくできたらしい青山OMスクエア。
緑の壁。
ワタリウム近辺。
ワタリウムを出たあとは、いつも青山通りを表参道まで歩く。
ワールドのゲーリーチェアをかならず見る。
向かいにはフランフランができてた。
プラダビル、根津美術館、ブルー・ノートをぐるっと回ってふたたび青山通りへ。
建築には安らぎが必要だ。
それを犠牲にしてまで求める芸術性などない。