NYに1週間ほど行ってきました。
美大入学前の予習旅行といったところです。
6つのミュージアムを訪れました。
うち5つが美術館、1つが博物館です。
まずはMoMA(The Museum of Modern Art)。
マンハッタンのミッドタウン53丁目に位置し、1920年代から「ザ・モダン」と呼ばれたモダンアートの殿堂。(Wikipediaより)
今回の旅行で一番行きたかった美術館です。
絵よりはデザイン系の展示をメインで見たかったのですが...
6フロアのうち、デザイン系のフロアは3階のみ、
最上階の6階が特別展(誰のかは英語なのでよく分からなかった)、
5,4階が絵、2階は写真、メディアアート、インスタレーションみたいなもの、
1Fはロビー&ミュージアムショップといった感じ。
日本の大きな美術館はたいてい写真撮影禁止ですが、
ここは一部禁止のポイントもありますがほとんどオール撮影OK。
こいつはウレシイ...と気に入った作品をパシャパシャ撮りまくる。
ただしフラッシュは禁止です。
しかし...悲劇は起こってしまった。
[エントランスゲート]
[エントランス反対側]
巨大なハコモノ...谷口吉生氏の建築の特徴が伺えます。
[入場チケット: 大人20ドル]
[3Fあたりから2F、1Fロビーをのぞむ]
まずは最上階までエレベーターで上がって上から下へ降りていく順で閲覧開始。
ここは電話の受話器のような音声ガイドを無料で貸し出していて、
一部ではありますが日本語音声にも対応。
貸し出しにはクレジットカードなどの身分証明を預ける必要があります。
最上階は誰かの特別展ですが展示しているものも、説明も(英語なので)
さっぱり分からずほぼスルー気味。
で、5階に降りる。5,4階が絵画フロア。
知ってる画家のものもちらほら。
ピカソ、ゴーギャン、モネ、ゴッホ、ダリ...etc
こんな名画の数々を撮り放題なんて...
と歓喜しながら撮りまくる。
しかし...その悲劇は後ほど。
一番印象に残ったのがピカソの「アヴィニョンの娘たち」かな。
3階に下りる。
建築、家具、プロダクツ、インテリアなどのデザインのコーナー。
トード・ボーンチェ、マーク・ニューソン、深澤直人、吉岡徳仁など、
知った名もちらほら。
ただもうちょっとスペースを割いてほしいなあ...
2階に下りる。
この頃は歩き疲れたのと、メディアアート、インスタレーションと
比較的苦手な分野であることが重なってけっこうぐったり。
ライブラリらしきところでしばしくつろぐ。
1Fに戻りミュージアムショップを散策。
いろいろグッズがあるけれどとくに心惹かれるものもなし。
友達から教えてもらったおすすめグッズ、MoMAマフラーと
友人から頼まれていたグッズの卵型の名刺ケースを探すも見あたらず。
[MoMA Design Store Soho]
MoMAショップはミュ-ジアム内の他にもソーホーにもあるみたいなので
後日行ってみたらMoMAマフラーはありました。
ただしおすすめのマフラーはMade in Japanはずだが置いてあるのは
そうではなく、しかも長さが若干短めという不満があったので断念。
代わりにMoMAキャップを購入。
卵型名刺ケースはこちらにもありませんでした。
[MoMAキャップ]
鮮やかな赤と生地の触り心地、微妙なシワ具合がなかなか良い。
かぶってみるとこんな感じ。
このあと5番街を中心にアップルストア、プラザホテル、ソニービル、
セントラルパーク南東端を散策。
その後一度宿に戻り、夜になって
ワールドトレードセンター跡地、ブルックリンブリッジを散策。
さすがに疲れ果てて帰りの地下鉄に乗り、下車するときに...
...一眼レフを置き忘れてしまった。
ショック。
カメラの損失もさることながら撮りためた写真の紛失にもショック。
ある意味素材集めの旅でもあったから。
おかげで撮り放題だったにもかかわらずこの記事に挙げることのできるのは
外観やチケット、グッズといった類のものくらい。
あーやるせない...
しかしここでめげてはいられない。
予備のデジカメを持ってきていたのが幸いでその後の日程も
なんとかいい絵を撮りためることができました。
続いてメトロポリタン美術館編へ。
【information】オフィシャルサイト
アクセス:地下鉄「53rd Street and Fifth Avenue」駅より徒歩5分程度
開館時間:10:30〜17:30(土〜水)、10:30〜20:30(木)、10:30〜20:00(金)
入館料:大人$25、65歳以上$18、学生$14、16歳以下無料