新居浜市のあかがねミュージアムに行ってきました。
中予に住む自分としては、東予方面はなかなか行くことがありません。
香川方面に出かけるときも素通りするだけでなかなか立ち止まることがない。
今回、愛媛大学地域再生マネージャ関連のフォーラムがここで行われる、ということで、
会場をネットで調べてたら、そのインパクトある外観に目が釘付け。
日曜日の朝、夜勤明けの眠い目をこすりながら車を走らせて現地に向かったのでした。
JR新居浜駅の駅前開発で2015年に開館。
設計は日建設計・トータルメディア開発研究所JV。
開放感あふれるV字状のファサードに赤褐色の銅板壁面がさらにインパクトを与えている。
別子銅山による銅産業で発展してきた新居浜にぴったりのデザイン。
...なんだけど。
ファサード。
サイド。
この形の窓を作るの大変だったろうなあ...
銅板の壁。
正面屋外ステージ。
屋外ステージは地階の交流ロビーを通じて屋内ステージとつながっています。
交流ロビー。
もうちょっと有機的であってほしかったなあ。
同じく地階にある多目的ホール。
1階部分。
新居浜の特産物が展示された「にいはまギャラリー」。
太鼓台ニュージアム。
ペッパーくんがいました。
屋内ステージの上を二階に上る階段がかかっています。
2階は新居浜市美術館による展示スペースで原則撮影禁止。
美術館機能を担うにはちょっと物足りない気がします。
2階デッキ。
新居浜駅が目の前。
これだけ好立地にありながら、今一歩人の出入りが少ないのは、
過疎化の波が県内で最も産業化が進んでいる東予にも押し寄せているということなのか。
西隣の西条市では隈研吾氏による街区整備がはじまるようだし、
東隣の紙産業の工場が立ち並ぶ四国中央市とも連携すれば、
東予はもっと活性化していくんじゃないだろうか。
その波が松山を中心とした中予まで波及すれば、
いずれ南予まで...はなかなか難しいのかな。
【Information】オフィシャルサイト