Tadaoh! Story

いわずと知れた世界的ベストセラー。上下２巻構成。
キリスト教の聖杯伝説をテーマにしたミステリー小説です。
僕は政治と宗教には無関心の男ですがスゴク面白かった。
ぜひ映画化を望みます。いや、絶対映画化されると思う。

キリスト教の宗教背景を理解していないと理解が難しい箇所が
中にはありますが全体的には「へぇ?」と勉強になることばかり。
誰でも楽しみながらキリスト教の歴史が勉強できます。
いやー、ベストセラーになるはずですね。納得。

我々には後世に伝えていかなければならないものがある。
宗教団体はそれゆえ存在するものかもしれない。
私はこの本を読んで少し宗教というものに興味を惹かれましたが
それでもやはり特定の宗教団体に属そうとは思いません。
別に宗教の存在自体を否定する気は毛頭ありません。
私は自分の伝えたいことは自分の意思で伝えたい。
自分のやり方で伝えたい。ただそれだけです。

宗教の存在意義を考えてみたい方にはお勧めの一冊です。

2006/03/31　追記：

その後豪華愛蔵版も出版され、
そして映画化も実現しました。
盗作疑惑も持ち上がっていますが無事公開されるといいんですが。

（2006/03/31　Tadaoh! Bookより移動）