任期終了!

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すっかり更新が少なくなったこのブログですが、
別にネタ切れしたわけではなくて、
逆にネタがありすぎて、ブログにアップする間がなかったといった状況でした。

忙しくしてるうちに、集落応援隊(地域おこし協力隊)としての自分の任期が、
2月いっぱいで終了してしまいました。
といっても、すべての仕事が終了したわけではなく、
3月前半くらいまで残務をこなさなければならないのですが。

本来は年度末である3月末日が本来の任期満了日なのですが、
次の進路の都合上、3月は無職である必要があったので、
自己都合で一ヶ月退職を早めてもらいました。
別段仕事でヘマをしたとか、もういやになったとかではありません。

まあ、でも地域おこし協力隊という仕事としてはおなかイッパイかな。
まだまだ課題はありますが、自分がやるべきことはやった、
という達成感はそれなりにあります。

地域づくりという仕事は、一人の人間がずっとやるものではありません。
いろんな人間がいろんな目線で地域を眺めることで、
地域の良さを引き出していくものだと思います。


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忙しい合間をぬって、この三年間の報告書を作成しました。
作成動機は、自分が地域おこし協力隊という仕事に就くにあたり、
参考になる情報がほとんどなかったことにはじまります。
形式的な情報はあるのだけど、本音を語るものがない。
そこで、自分の本音を詰め込んだ報告書を作ろうと思いました。

しかしまあ、いざ作ってみるとPDFで60MBにもなってしまった。
製本する予算もなく、このブログ上にでもアップしようかと思ったのだけど、
田舎の細い回線ではなかなか。
まあ、公開手段は今後考えていきたいと思います。

この報告書がどのように役立ってゆくのか、自分自身でもよく分かりません。
もしかしたら単なる自己満足で終わるかもしれない。
でもまあ、語るべき「自己」を持っていることは、
それなりに大切なことで幸せなことなのでしょう。


今後の予定ですが、目標は着任前となんら変わることはありません。
木工作家として田舎で自立すること。
できれば20年くらい田舎で生活すること。

しかし任期終了時点では、その目処は立ちませんでした。
自分の未熟さが第一なのはいうまでもないですが、
多くの行政職が総合職として性格が強いように、
集落応援隊としての業務もその例に漏れずあまりにも多岐にわたっており、
「今」を維持するための仕事と将来に向けて発展させていくべき仕事がごっちゃになり、
優先順位がつけられないまま、後者の仕事に集中して取り組むことができませんでした。

しかし地域内で木工をしていくための環境はだいぶ整ってきました。
ただ、その環境を活用していくためのスキルが不足している。

ということで、今後はそのスキルを磨くことに専念したいと思います。
詳細についてはまたはっきりした時点でまた報告します。

まだまだ前途は多難ですが、楽しみながら取り組んでいきたいと思います。