人生何ギガバイト?

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愛用していたポータブルHDDの動きが怪しくなってきました。

読み込みはできるけど、書き込みができなくなった。
会社員時代のデータから、大学での成果物まで、
ここ4,5年の活動が詰まった非常に大切なデータ群。
これを失うのは自分を半分を失うに等しい。
...ちょっと大げさだけど。


...というわけでお亡くなりになるまえに、新調しました。
白い外装ケースが白いMacBookとよく似合う。


しかしHDDも安くなったもんだ。

これまでのは、5年前にオンラインで安売りしてたのを買ったのだけど、
それでも120GBで2万円ちょっと。

それが今回は、500GBで6,500円くらい。
容量が4倍になったのに、値段は1/3に。
IT機器に巨額を投じるのが本当に馬鹿らしくなる。

最新機種で、最高スペックを買うより、
ワンランク、ツーランク下げてもそこそこの機能があれば、
たいていのことはできちゃうもの。


「最高」を目指す努力も素晴らしいと思うけど、
人生「そこそこ」を楽しむ余裕も持っていたいもの。


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これだけデジタル全盛の時代だと、
自分が持っているデータが、人生の縮図となる。
デジタルが現実と密接になるほどにそのデータ容量も巨大化してゆく。
個人のデータでもテラバイト単位の時代。


前の会社を退職してからのいろんな場所への散策時に撮影した写真が30GBほど、
大学での学びの成果が同じく30GBほど。
西予市での地域おこし活動のデータは240MB。
...まだまだこれからですが。


現状で保持データは60GB程度ですが、
写真データは容量が嵩むRAWデータを使い出し、
写真を取る機会もますます増えてきて、写真データは益々増えるだろうし、
デザインの機会も早い段階から意外とあることだし、
500GBという容量はかなり余裕がありそうで、そんなにないのかも。

いずれにせよ、この3年間で、500GBのHDDをフルに埋め尽くすことができれば、
なにか一つでも地域活性化に貢献できるのではないでしょうか。

もちろん単純にデジタルデータの量で仕事の成果が測れるものではなく、
デジタルデータが現実につながるための努力、才覚が鍵を握るわけなのだけど。


豊かな現実を実現するために。
限りないイメージの積み重ねで試行錯誤する。
デジタルデータはそのためのツールとして、有効活用していきたい。