自然と共に暮らす、ということは自然と闘いながら暮らすということである。
一見、自分たちに微笑みかけているように見える自然も、
一歩その聖域に踏み込めば、四方八方敵だらけである。
都会にいると、大地は人間だけのもの、と思いがちだけど、
田舎に来ると、大地は人間だけの場所なんてほんのわずかであることを思い知らされる。
山林地帯である城川は獣害が多発しています。
特にイノシシに寄る農作物の被害がひどく、その対策として、
猟銃や罠によるイノシシ狩りを奨励し、その猪肉が特産品となっています。
近所の駐在さんが、猪肉ソーセージなるものを差し入れしてくれました。
僕よりも10歳以上も若いのですが、何かと面倒見が良くて、
いろんな差し入れや情報を提供してくれます。
生きたイノシシはもちろん、猪肉もまだ食べたこともなく。
初イノシシ体験。
窪野地区の三滝の近くに、城川自然牧場という精肉工場があります。
外観はオシャレな西洋風の建物。
ここに猪肉を持ちこんでソーセージに加工してもらうことができるとか。
さてもらった猪肉を早速ボイルしていただいてみました。
美味。
噂では猪肉は癖があると聞いていたのですが、
ソーセージにしてしまうと全然クセもなく、
これが猪肉だと事前に言われないと猪肉だとは分からないくらい。
あえて言うならば、ちょっと脂身が多い割には旨味が薄く感じたことでしょうか。
猪肉はどうなんだろ。
冬は猪鍋に挑戦できるかな。
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