下陰地区の上のほうに水ヶ峠という峠があって、峠には水ヶ峠池というため池があります。
けっこう大きなため池で、その昔、土木技術もそれほど発達していない時代に作られたものだとか。
周囲には畑が展開しており、灌漑用水として利用されているみたいです。
住民のみなさんは先人たちの偉業に畏敬の念を示しながら、
今なおこの池を大切に扱っておられます。
ものを大切にする、とはこういうことを言うんだね。
池のそばにはビニールハウスがいくつか建ててあって、
中ではトマトを栽培しています。
ちょうど池を訪れたとき、畑で作業をされていた住民の方がいて、
少しお話をさせていただきました。
遊子川では稲作、畑作両方盛んですが、畑作ではトマトの栽培がとくに盛んのようです。
高地で作られるトマトは低地で作られるものに比べておいしいのだとか。
高地では特に昼と夜の寒暖の差が激しく、それがトマトの旨みを増しているとかいないとか。
収穫時期にもう一度訪れたいと思います。
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