龍光寺の次は、宇和へ戻って明石寺へ...
と戻る道中、「旧庄屋毛利家」の看板が眼に入る。
惣川の土居家の素晴らしい藁葺家屋が記憶に新しく、
ついつい立ち寄ってしまいました。
母屋は土居家ほど立派なものではないけれど、
長屋門や納屋、土蔵など全体としてはなかなか雰囲気あって良かったです。
現代の「箱」社会は劇的な効率化と管理者会を実現したけれど、
その過程で失ったものははかり知れない。
徹底的なムダの省略は、ささやかな小さな喜びまでも省略してしまった。
あるべき未来の家について、今一度古き良き伝統建築から、
学び直さなければならない時期が来ているのではないだろうか。
長屋門。
防護壁も兼ねていたんだろうな。
長屋門をくぐるとL字型の母屋が視界に入る。
昔ながらの居間。
床の間。
昔懐かし風鈴。
納屋。
長屋門裏においてあった古い木製チェア。
こういうものを復活させたい。
さて、宇和へ戻って明石寺へ。
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