「魅力」の再認識 【その2】

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[臥龍山荘]


「魅力」の再認識 【その1】


東京の友人が遊びにきました。
代休をもらって一日アテンド。

内子を案内した後、大洲へ。
大洲城と臥龍山荘を案内しまた。


会社員時代の友人で年下なんだけど、とても世話になっていて、
会社を辞めて美大で社会人学生として貧乏暮らしをしてる頃、
(今もまだ貧乏だけど;;)色々と助けてくれました。

僕とは真逆のタイプ。
「なのに」というか、「だから」というか、
僕にしてはめずらしく、つかず離れず長く付き合ってくれている友人。

なんにでも興味を持つことができ、たいていのことは受け入れることができて、
現実的で、要領が良くて、頭もきれる。(口調はキツイけど)

そんな人間が、なぜに僕のような要領の悪い夢想的な人間を助けてくれるのか、
よく分からないけど、大切にすべき友人の一人であることだけは確か。


自分を甘えさせてくれる女性と、自分の甘さを指摘してくれる男性。
何歳になっても必要なものですな。

...何歳になっても自分が甘いだけなのか。


快晴で、散策するにはいい天気だけど、残暑が厳しい陽射しでした。

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涼しげに泳ぐ魚がほんとうにうらやましい。


まずは大洲城

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あまり興味はそそられなかったのか、今回は中へは入らず。


続いて臥龍山荘

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ここはけっこう気に入ったみたいです。
不老庵で大の字になって寝転び、しばし都会の喧騒を忘れる。


おおず赤煉瓦館。

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近くでお茶休憩。

油屋というかつて旅館だったところを薬膳スープカレーのお店としてリニューアルしたのだとか。

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男二人、チーズケーキを食す。

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美味し。
しかしこのときはまさかここが薬膳スープカレーのお店だとは思わず。

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趣ある立派な空間の割にはリーズナブル。

デートコースで使えるかも。
今度は薬膳カレースープを食べに来よう。


この後、遊子川に移動して、職場である公民館と自宅である市営住宅をちらっと見せる。

一言。「なにもないね」。

三年後「なにかある」と思わせるのが僕の仕事なのだろう。


その後、松山まで送って温泉と食事を堪能、
今後の計画などを話すも、自分の甘さを指摘される。
そしてモヤモヤしながら一人、遊子川へ帰る。


モヤモヤして、考えて、学んで、また古い自分の殻を破る。
そうやって人は前に進み続けるのだ。

優しくしてくれるのが友ではない。
甘やかしてくれるのが愛ではない。

前に進ませてくれるのが友であり、愛なのだ。

さあ、頑張ろう。