今日は遊子谷地区の楽念仏でした。
楽念仏?
この言葉をこちらに来てはじめて聞いたのですが、
このへんではあちこちで行われている行事だそうです。
いったいどのようなものなのか?
今回はじめてその楽念仏なるものを見ることができました。
楽念仏とは、音楽を奏でながら唱える念仏、といったところでしょうか。
大きな低音を響かせる大太鼓と、独特の高音を響かせる小太鼓の奏者がいて、
小太鼓奏者はゆっくりと歩きながら、太子堂から本堂へと、隊列を組んで進んでいきます。
戦没者を追悼する慰霊祭の一部として、楽念仏はあるみたいです。
出番を待つ大太鼓。
出番を待つ小太鼓。
奏者が被る笠。
太子堂で準備を整えて...
開始を待つ。
隊列を組んで本堂の方へゆっくりと行進してゆく。
本堂の前までくると、大太鼓を中心に円陣を組む。
独特のリズムを刻みながら、ゆっくりと音頭をとる。
大太鼓は一人が小大鼓の隊列と一緒に行進し、三人は本堂そばでじっと止まって太鼓を叩き続ける。
慰霊祭そのものは二時間ほど、楽念仏は30分ほどのものでした。
この30分のために、半年も前から練習を重ねてきたそうです。
つくづくこの地域の人々は勤勉だなあ、と感心させられます。
しかし今回は準備不足が祟ったなあ。
週末の盆踊りの準備、応援隊関連のミーティングなどが重なってバタバタ。
野井川の楽念仏、川津南の楽念仏も見に行くことができず、
なんとか遊子谷の楽念仏を見に行くことができたのですが。
今回は写真に加えて、動画も撮ろうと、慌てて公民館のビデオを借りて準備したのだけど、
やはり一人でカメラもビデオも操作するのは厳しい。
せっかく用意した三脚も持っていくの忘れちゃったし。
結局動画は通しで撮影することができなかった。
来年はもうちょっと余裕を持って準備しよう。
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