城川の盆踊り大会「奥伊予花火大会」に続いて、遊子川の盆踊り大会。
遊子川小学校での開催。
地区合同の前日の大会に比べれば、規模は小さいけれど、
大規模に、かつ派手にやるほうが盛り上がるかもしれないけれど、
地域を絞るぶん、地域密着型の盆踊り大会になる。
これはこれで悪くない。
何でもかんでも大規模にすれば良い時代は終わりつつある。
これからの産業はそのことを噛み締める必要があると思う。
朝10時準備スタート。
一気に準備して、一気に盛り上がり、その日のうちに片付けてしまう。
一過性の盛り上がりの中に切なさを感じつつ、
その切なさが故にさらに盛り上がる。
だから祭りは盛り上がるのでしょうか。
今回はほぼ裏方での参加でした。
お祭りの裏方も初経験。
主に撮影要員として、盆踊りの一部始終を記録。
祭りの醍醐味、というものを肌で感じることができました。
出番を待つ櫓。
笹は地生のもの、笹飾りは地元の小学生による手作り。
開催直前。浴衣ガールズ集合!
今年は遊子川活性化プロジェクトチーム「遊子川もりあげ隊」の取り組みとして、
校舎の一室を使用して、懐かしの「思い出写真館」を開催。
お祭りの出店は、遊子川の若手チーム「新泉組」が担当。
メニューガール。
焼き物は男衆の担当。
売り子は浴衣ガールズの担当。
イカ。
イカを美味そうに食す男衆。
いやあ、売れそう。
出店の前でゆっくりくつろぐ、お客さんたち。
帰省客が大勢訪れていました。
盆踊り前半戦。
遊子川は盆踊りも真面目なのだ。
ちゃんと事前に練習だってする。
じゃんけんゲーム。
チャンピオンは商品ゲット。
花火をはさんで...
前日に比べるとさらに規模は小さいけれど、さらに間近で見れるので、やはり迫力満点。
盆踊り後半戦。
盆踊り参加者には抽選で豪華賞品が当たる!
怪しかった空模様、それまで持っていた天気が抽選時に一気に大振り。
一時中断しながらも、つつがなく無事前スケジュールを終了。
23時まで後片付け、その後慰労会。休む間もなく翌日朝からさらに後片付け。
慰労会の最後には、地元の若者たちのホンネが聞けた気がします。
普段は明るく元気な若者たちも、心の奥底では過疎化に対する不安を抱えている。
その不安を解消し、元気を与えるのが僕の仕事なんだろうけど、
今の時点で何も出来ない自分の無力さが情けなく、もどかしい。
それでも希望を持っている限り、ゆっくりでも、亀の歩みでも、前へ進める。
この地域には魅力が詰まっている。
今は何もできなくとも、これだけは言える。
[遊子川出身者、もしくは遊子川に縁のある方々へ]
現在、遊子川は人口400人程度。
その人口は年10人のペースで、減り続けています。
65歳以上の人口が全人口のおよそ半分の限界集落であり、
今の時点で、住民だけで地区を現状維持していくのが難しい状況になりつつあります。
誰かが動かない限り、この地域に明日はない。
そのことに住民の皆さんは気づき、動き始めていますが、まだまだ助けが必要です。
若いうちは目の前の自分の仕事をこなすのに精一杯かもしれないけど、
誰かが明日を見据えて動かない限り、この地域に明日はない。
誰かがやってくれるのではない、あなたがやらない限り、この地域に明日はない。
僕がどんなに頑張っても、
3年後にこの地域にいられる保証のない身としては、
地域を愛する気持ちは住民の皆さんには及ばない。
ここが自分の故郷ではない自分の身としては、
地域を愛する気持ちはここを故郷とする人たちには及ばない。
僕が変えるのではない、僕は僕なりの方法で手伝うのみ。
変えていくのは住民やここを故郷とする人達自身なのです。
住民のみならず、ここを故郷にする人たちも、
遊子川の地域活性化に興味を持ってほしい。
今、遊子川はあなた方の助けを必要としています。
故郷から遠くはなれていても、できることはあるはず。
遊子川もりあげ隊では、
地域活性化プロジェクトに賛同していただける方のご協力をお待ちしております。
興味のある方はコメントもしくはお問い合わせフォームよりまずはご連絡ください。
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