11月最後の週末。
松山はひめぎんホールで開催されたえひめ生涯学習「夢まつり」にて、
ユスモクの木工体験を実施しました。
基本的には、奥伊予ふるさと祭りでやった木工体験と同じ内容、
フォトフレーム作りと本棚作りを都会部で実施しました。
最初は材料代くらいは、とふるさと祭りの時と同じ値段で参加費を設定してましたが、
フタを開けてみると、周囲の出展者が無料もしくは低価格としていたこともあって、
最初は全然客が来ず。
やむなくフォトフレームだけでも参加費を無料にした途端、
人がどんどん来るようになりました。
木工に対して、趣味のレベルからもう一ランク上の意識を持ってもらいたい。
そこがなかなか難しい。
生涯学習に関する一大イベント、それが「夢まつり」。
今回はじめて参加しましたが、かなりににぎわいでした。
子どもからお年寄りまで、幅広く木工体験を楽しんでくれました。
木の板に草木をデコレーションしてできあがる様々なフォトフレーム。
作る人の個性が出ますね〜。
無料としたこともあって、フォトフレームの方は終了1時間前には
用意した50セットすべてがはけてしまいました。
一方本棚の方は、委託ということもあって有料のまま、
作る手間などもあってか、なかなかさばけず。
生涯学習のイベントなので、利益重視とするわけにもいかないのですが、
モノを作るのに必要な「コスト」を意識してもらうのも、
大事な学習と思うわけですが、なかなか難しいものがあります。
要はかけたコストに対する商品価値をユーザが感じていない、
需要と供給のバランスがとれていない、というのが木工の現状なのでしょうか。
あらためて木工ビジネスの難しさを痛感したイベントでした。
木工の魅力の生かし方についてはまだまだ研究の余地がありそうです。
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