視察一日目は快晴でまさに視察日和だったのですが。
二日目はあいにくの雨。
しかしこの雨が魚梁瀬の巨大な杉を育む。
本日メインの視察は馬路村農協「ゆずの森加工場」。
まあスゴイ。
いかにこの地域が柚子で持っているかが伺えます。
この農協で扱っているのは柚子とトウガラシだけだそうです。
それだけで年間億単位もの売上を上げるってやっぱりスゴイ。
そして、ここまで先進的な農協をかつて見たことがない。
そして、ここにもふんだんに魚梁瀬杉が使われている。
基本的に木工先進地の視察がメイン目的ではありますが、
地域づくりを学ぶ、という点において馬路村での柚子加工は外せない、
と思い見学を申し込んだのですが、やはり訪れて良かったです。
地域づくりはリソースが豊富であればあるほど、効果があるわけではない。
地域の魅力をどれだけ引き出せるか、なければどれだけ作り出せるか。
そしてどれだけ地域の「核」をイメージとしてまとめられるか。
そこに尽きるように感じます。
玄関で迎えてくれるウェルカムボード。
一階が工場で、見学受付が二階となっております。
受付には本格的なオペレーションセンターが備え付けていて、
全国展開している様子が伺えます。
馬路村農協で作っている加工製品群。
ごっくん馬路村を中心とした柚子製品がずらり。
見学した工場ではジュース類を作成しているそうです。
比較的新しい工場ですが、視察を視野に入れて、
「見せる」ことを徹底的に意識した設計になっています。
独特なポスターやカレンダー類などが受付前のロビーに展示されています。
立ち入り禁止の貼り紙も手作りで粋なデザイン。
半二階に見学通路が設けられていて、一階の工場を見学できるようになっています。
対応してくれた職員もやはり視察慣れしていて、とても丁寧に分かりやすく説明してくれます。
一通り工場を見学させてもらった後、会議室にてビデオ学習。
立派な会議室。
教壇も立派な魚梁瀬杉でできています。
熱心にビデオに見入ります。
こうした立派な施設も、一朝一夕でできたわけではないんですね...
馬路村公式飲料「ごっくん馬路村」。
スッキリしたのどごし。
ユニークな体重計。
...乗らなかったけどw
最後に、集落入口にある案内書&お土産屋「まかいちょって家」に寄る。
エコアスのバッグも売ってます。
フトコロが厳しく買えず;;
あいにくの雨で農協の外観が撮れなかったので、こちらからパシャリ。
一泊二日の日程でしたが、遊子川からは五時間かかるため、
実質一日の視察スケジュールでしたが、やはり一日では足りない気がします。
魚梁瀬杉を見る時間もなかったし。
今夏、魚梁瀬地区を中心にもう一度訪れたいと思います。
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