『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』観ました。
文化庁芸術祭参加作品、とか。
号泣です。...ウソです。
号泣はしませんでしたが胸いっぱいになります。
物語はけっこう「僕生き」に似てます。
主人公はとことん不幸です。
最初にまず悪性腫瘍で片足を失います。
そしてその後腫瘍が転移して余命半年と宣告されます。
そして32歳の若さでこの世を去っていきます。
それでも、彼はめげません。
ぎりぎりまで医師として人を救うことに奔走します。
そこに胸打たれるのです。
環境が人の心を捻じ曲げるなんてウソだって思えた。
彼はこんなに辛い境遇にありながらまっすぐ生きた。
それが彼の強さであり、人が持たなければならない強さだ。
弱さが人をダメにする。強くあらねば。
でも人は一人で強くなるんじゃないんだね。
彼も愛する妻が、娘が、家族がいたから強くあれた。
家族を、友人を、知人を、人を大事にしよう。
一番大切なもの、それは人なのだから。
人は変われる。なりたいものになれる。
(2006/02/01 drecomより移動)
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