免許更新

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[三軒茶屋の世田谷署]


自動車免許の更新をしました。

今となっては自動車も持ってなく、ペーパードライバーなのですが、
僕が持っている唯一の資格なので破棄するのももったいなく。
身分証としても有効だし。


免許を取得したのが18歳になってすぐ。
就職して2,3年ほどで念願のマイカー取得。
仕事では車は使わないので、週末ドライバーでもっぱらスキーに使ってました。
3台ほど乗り換えて、都内への移住を機に車を手放した。
以来ペーパーなので、当然ゴールドカード。
ペーパーでゴールドカードというのも変な話だけど。

5年前までは川崎に住んでいて、都内に移住してはじめての更新。


ゴールドカードの場合は最寄りの警察署で簡易的な手続きで更新ができちゃう、
ということで世田谷区在住の僕は三茶の世田谷警察署へ。

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[配布物の教本3冊]


受付を済ませて更新費3,250円を支払った後、
4桁の暗証番号二組を機械で設定。
前にはこんなのなかった気がするけど何に使うんだろう...
...その疑問は後ほど解消されます。

その後簡単な視力検査、写真撮影をした後15分ほど待ってからビデオ講習。

前回川崎市での更新の時はただ事務的に、機械的にこなしているような気がしたけど
世田谷区は映像をお金をかけて丁寧に作りこんでいてクオリティが高い。
案内が福留アナで丁寧な解説、感情移入がしやすい。
豊富なデータ提示で交通事故の現状を判りやすく伝えてくれる。
ビデオ講習の後、担当係員が配布した3冊の教本からポイントをかいつまんで説明。

都内だけに厳しい交通戦争に対する取り組み姿勢が現れてるのだろうか。

最後に新しい免許証をもらうわけですが、
ここで最初に設定した暗証番号の謎が明らかに。

新しい免許証は新しいパスポートと同じくICチップ内蔵になっていたのです。

偽造・悪用に対処するものらしい。
プライバシーの観点から本籍地の欄が空白となり、
専用の端末で暗証番号を入力することで確認ができます。


それにしても免許証が身分証という考えはもはや時代遅れのような気がする。
自動車を持つことがステイタスだとされた車社会全盛の20世紀ならともかく、
21世紀においてはエコのためにあえて自動車を持たない、という人も少なくないはず。
車の所有が国民としてのステイタス、というイメージは崩れつつある。

免許証以外の身分証としては健康保険証などがあるけど、
こちらは働く形態によって加盟する保険組合が異なるため
フォーマットの統一性の欠ける。

やはり全国民が一律に保有するべき完全なる身分証、
というものを別途制定するべきではないだろうか。


次の免許更新は5年後。
...たぶんまたペーパードライバーなんだろうけど。