自分の中の壁をぶち壊したい。
最近とくにそういう思いが強くなっています。
ナイナイサイズでゲストの岡田准一君(V6)が、
「自分にはなにか感情がひとつ欠落している気がする、
時々人間としてだめなんじゃないか、と思うことがある」
...というようなことを言ってて、「ある、ある」と思わず共感。
心の奥底にある感情を閉じ込め、押し殺しているような気がする。
それではいけない、もっと素直にならなければ、と。
なぜなのか。
多分自分が今逆境にいるから。
今週の仕事の流儀をみてそう思いました。
今週はスペシャルで「逆境克服法」。
...根は単純です。
それを理性の壁が一見複雑なもののように見せている。
そしてそれがいわゆる「壁」というものになっている。
だからそれを僕はぶち壊したい。
会社を辞めた。
35歳というそんなに若くもない歳で。
しかもまったく基礎がない、新しい分野にチャレンジしようという。
睡眠がうまくとれず、身体の生活リズムも狂っているというのに。
...それでもモチベーションは得られた。
次にしなければならないことはなにか、ということを考えたとき、
必要なことは自分の中の壁をぶち壊し、自分を解放することだ、
という答えに僕は辿りついたのです。
数々の逆境について脳科学者である茂木さんの見地での解説。
「仕事の流儀」の逆境克服法は実に多くのことを僕に教えてくれた。
人間の脳には「共感回路」というものがあるそうです。
人は一生自分のエゴから抜け出ることはできない。
それでも人は他人の思考・感覚に自分のそれと重ね合わせようと
する回路があるらしい。
とくに人が弱みを見せるときにその回路は活発に作動するという。
逆境にいるときは酸いも甘いもすべてさらけ出したほうが
多くの人の共感をよぶらしい。
一人で物事を解決するのには限界がある。
それを下手に強がっていると、周囲の人間の共感回路の感度は
強がれば強がるほど下がるわけで。
人間素直が一番。
脳は考えれば考えるほど活性化するという。
ただ考えている状態よりも、
外界からの刺激を受けている状態のほうがさらに活性化するという。
一人でくよくよ考えるな。
悩んだときこそ外界と積極的にコンタクトをとれ。
人と話すなり、キレイな景色を見るなり、感動する映画を観るなり。
助けが必要になったとき、
人にはその助けとなるきっかけをつかむ能力があるという。
「セレンディピティ(偶然の幸運をつかむ能力)」というそうな。
人は誰しも幸せになる能力を持っている。
要はそれを自覚できるかどうか。
要はそれを真剣に求めているかどうか。
だから僕はニブイ人間にはなりたくない。
たとえそれで人より多く悩むことになるとしても。
悩んだぶんだけの幸せが壁の向こうにあると思うから。
壁をぶっ壊せ。
本当の自分をさらけ出せ。
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