Stay

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

師走に入っての最初の週末。
自分としては相変わらずの日々だけど、
なんとなく周囲はあわただしいように見えます。

相変わらず昼夜逆転の日々が続いています。
なかなか夜寝付けない。そして明け方ごろ眠りにつき、
遅い朝を迎える。そして感じる自己嫌悪...

そんな最中、隣の課の業務も兼務することになりました。
たぶん業務量は劇的に増えるでしょう。
そしてこれまでは単独業務メインでしたが、
チームワークが求められ、スケジュールに
追われる日々が想像されます...

兼務する業務が僕に向いてるかどうかは分からない。
でも僕は一瞬救われた、と感じました。
そして僕が求めているものが少し分かった気がするのです。

「なにがやりたいか」

こう考えるとき、僕はWebだったり、エンジニアだったり、
自然と職種を考えていました。
僕に向いてる職種を考えていました。

でも結局どれも「これだ!」というものは正直いって現在ありません。
どれも好きになれそうでどれもこれ一本にしぼれそうもない。
それは言い換えれば「どんな職種でもかまわない」ということでは?

結局僕は「人に必要とされている」ということを実感したかったんだ。
単独業務が多い今の仕事では、比較的自由がきく反面、
そういう「必要とされている」感を感じにくいものだったりします。

そして「自分の居場所はここじゃない」と思ったりします。
これまでの会社生活、僕はなぜか単独業務が多かった。
チームワークの能力が欠けている、と判断されていたのかもしれない。
そして何度会社を去ろうと思ったことか。

でも僕は去らなかった。
勇気がなかったのかもしれない。でもそれだけじゃない、とも思う。
やっぱり今いる会社が好きなんだと思う。
居心地がいい。給料も割合いい。休みもとりやすい。
会社のブランドも魅力だ。
会社はいろんなものを僕に与えてくれた。
長年いるから会社に対して情が湧いているのかもしれない。
好きな理由はたくさんある。
会社を好きになるのには本質的じゃないと思われる理由もいくつかある。

でも好きなもんは好きだ。
業績不振でも、バッシングされてもやっぱり好きなもんは好きだ。
逆に嫌いな理由は特に見当たらない。

そして僕は会社が僕に与えるものに見合うものを会社に与えているか?
それをよく考える。
そしてそれが僕を会社に踏み止ませているものだったりする。
もっと会社に貢献したい。
この想いがある限り、
やっぱり僕は会社を今辞めるべきではないと思う。

一方で今やめなければ時機を逃すかもしれないぞ、と悩むこともある。
最近はその繰り返しです。

でも。
やめたら後悔すると思うから僕はやめない。
そして会社は僕にチャンスをくれた。
会社としては別に僕のことを思って与えたチャンスじゃないかもしれない。
単なる会社都合なのかもしれない。
会社にそんなに傾倒するのは危険かもしれない。

でもチャンスをくれたのは事実。
僕はそれに賭けたい。
そして会社を信じたい。
会社会社といっても所詮人の集まりだ。
人を信じられない人にはなりたくない。
人を裏切るくらいなら裏切られるほうを選びたい。

...というわけで僕はここにStayする。
もう少し頑張ってみます。

(2006/05/21 drecomより移動、修正)