昨日は0時前に寝て、今朝は5時過ぎに目が覚めました。
薬が効いてんだか効いてないんだかさっぱり分かりません。
相変わらず頭がぼーっとします。
気づけば盆が過ぎていました。
ここ数年盆正月に帰省していません。
混む時期にわざわざ帰りたくない、というのもありますが、
一番の理由は一族が集まるこの時期にみんなと顔を合わせたくないから。
親に捨てられた子供、という哀れみの目で見られるのがいやだから。
まして今年は離婚直後。
東京では珍しくない離婚も田舎ではそうもいきません。
「ああ、やっぱり息子もろくなもんじゃねーな」。
周囲はそんな目で私を見るでしょう。
否定できない自分がツライ。
自分だけならまだ我慢もできる。
しかし自分を育ててくれた養父母の気持ちを考えるとたまらない。
育ててくれた恩に対して自分は報いるどころかこの上さらに
心配をかけている。
僕の実父母は僕が幼い頃離婚しました。
どちらも僕たちを引き取ってはくれませんでした。
今ではどこにいるのかさえ知りません。
僕たちは父方の祖父母に育てられました。
祖母は祖父の後妻なので僕たちと血はつながっていません。
でもそのことについて祖母は一度も僕たちにふれたことはありません。
そしてその祖母が僕たちをわが子同様に熱心に教育してくれた。
でも一緒に住んでいるときは自分はまだ若くて反発ばかりしてた。
自分の不遇を嘆くばかりで感謝することを知らなかった。
盆も暑い中毎年墓掃除をさせられて、いやでいやでしかたなかった。
故郷は遠くにありて思ふもの。
祖父は今寝たきりです。
残された時間はもうあまりないかもしれない。
帰りたい。帰って親孝行がしたい。
でも帰れない。
今、どんな顔して祖父母に顔を合わせればいいんだ。
ろくでもない父親の子供はやっぱりろくでもないのかな...
(2006/09/26 drecomより移動)
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