本日も桜ネタ。今日の桜は品川駅前のホテル・パシフィック横の桜並木。
いいもんですね。
桜の魅力は昨日書いた「優しさ」のほかに散り際の「はかなさ」があると思います。
花は散るからこそ美しい。
生花よりも造花のほうが好きだというう人はあまりいないでしょう。
そこにはやはり同じ生き物としての限りある「生」に共感があるからではないでしょうか。
散ったぶんだけ人は美しくなれるのでしょうか。
風薫る 散りゆく花に ふと思う
~ただおー心の俳句~
お粗末でした。
人間歳はとりたくないもの。
とくに女性にとって「美の衰え」ほど恐いものはないのではないでしょうか。
四十、五十になってもキレイな人がたまにいます。
その人はなぜキレイなのでしょう。
もともと持ってる美しさがあるのかもしれませんが、
若い頃は美人だったのに歳をとるにつれ醜くなる人もいます。
思うところ「美」に対するあきらめがあるからではないでしょうか。
しかし逆に執着するのも良くないと思うのです。
人は老化には逆らえない。それは程度の差こそあれ誰でも同じ。
メイクである程度ごまかせるのかもしれません。
しかし四十、五十相応の美しさ、というものがあると思います。
無理にしわを伸ばすことが美を保つことにはならないのでは?
叶姉妹は僕にはとても不自然に見えてかえってグロテスクです。
吉永小百合は長く咲く日本の桜、という感じで私は好きです。
温和な表情の影でたゆまぬ努力をきっとされていることでしょう。
結局のところ自然に逆らわず、常に前向きに生きる、
という生物の摂理を知ってる人が長く美しく生きることができるのでしょうか。
※叶姉妹のファンの方ごめんなさい。悪気はないんです。
あのキャラクターは嫌いではないんですよ、けして。
(2006/09/26 drecomより移動、修正)
コメント