初授業その2 【共通教育科目】

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金・土は共通教育科目。
学科・学年に関係なく受講できる科目でいわゆる一般科目というもの。

ここは美大なので、美術と社会の接点に関する科目が多いです。
そのほか語学、体育関連がありますが、
体育は平日昼間なので受講できず、
語学は学校教育における英語教育がいかに役に立たないか、
を14年の社会人生活で痛感しているので受ける気にならず。
ただ仏語や伊語、韓国語はまったく知らないので基礎的な部分くらいは
習得したいかな。

金曜2コマは「現代美術」と「映像と芸術」。
「現代美術」は感性だけでなく、過去の芸術作品に用いられてる手法や
時代背景などを知ることで美術館での過去の作品鑑賞するときにも、
また新しい自分の作品作りをするときにも大きな土台を得ることを
目的とするもの。

けっこう面白い。

「映像と芸術」はいわゆる映画がテーマ。
先生は元朝日新聞社の記者で年間400本映画を観ているというツワモノ。
映画というか、物語が好きなので、テーマ的には面白そうなんだけど、
声が聞きづらいのが難点かな...

土曜は4コマ。

「社会と芸術」
ゴヤ、ダタイスム、シュルレアリスム、ピカソ、ロルカについて学ぶ。
先生のキャラクターとピカソに惹かれて受講。
これもなかなか面白そう。

「社会学特論」
中身は女性論そのもの。
受講者も女性が大半。
この歳にしてもなかなか女性を理解するのは難しい。
習ってわ理解するものなのか、というのもあるけどこういう機会は
そうそうない、ということで受講。
本音をさらす練習、と思えばいい授業なのかも。

「コンピュータ基礎論」
エンジニアとしてはだいたい理解している部分が多い分野だけど
基礎復習、というのと全授業が未知の部分だと精神的にツライかな、
ということで受講。復習、という意味ではいい授業。

「デザイン基礎論」
デザイン学科としては外せないかな、ということで受講。
初回の授業だけではなんともいえず。
でもまあ「基礎論」と呼ばれるものは1年のうちに済ませておきたい。


共通教育科目はとくに「こんなの仕事で役に立つのか」と思う部分が
大きいところ。でも結局それって教える側が決めることじゃなく、
習う側が決めることなんだよね。

習う側が習う前から「役に立たない」と思っていたのでは
役に立つことはこれからもないでしょう。

たそがれ清兵衛も言ってます。

「学問すれば自分の頭でものを考えることができるようになる。
 考える力がつく。この先世の中どう変わっても、
 考える力持っていれば、なんとかして生きていくことができる。」

自分で考える力を持つ。
それをどう生かすかは状況が教えてくれる。

学んで損することなどなにもない。