宇和島市の天赦園。
宇和島藩の七代藩主・伊達宗紀(むねただ、号:春山[しゅんげん])が1866年につくった隠居所です。
池泉回遊式庭園であり、昭和43年に「名勝」の国指定を受けました。
「天赦園」という名前は伊達政宗公が隠居に際し群臣たちに示した述懐の漢詩に由来します。
先月の初訪から1ヶ月。
天赦園のオフィシャルブログを見ていたら、
一番の見所の白玉上り玉藤が23日ごろにピークを迎える、というので
夜勤明けの日曜日、眠い目をこすりながら一路宇和島へ。
日曜日で天気も快晴、ということもあって前回よりたくさんの人でにぎわってました。
たった1ヶ月で園内は色とりどりの花が咲いていて、劇的に雰囲気が艶やかになっていました。
まずは一番の見所、白玉上り藤。
極楽浄土へと導いてくれる白い太鼓橋。
クマバチが飛んでました。
藤と言えば、やはり紫。
紫と言えば、キレイなアヤメも咲いていました。
春雨亭をバックに。
黄菖蒲も鮮やかに咲いてました。
ツツジ。
潜渕館(せんえんかん)では春の呈茶会がはじまっていました。
普段は入れない内部を拝めるチャンスなのですが、
日曜日ということもあって人が多くてわやわやしてたのでやむなくパス。
春雨亭。
大多行松(おおたぎょうしょう)。
多幸の松、あるいは子孫繁栄を思わせる末広がりの枝で縁起が良いとされています。
春だというのに紅葉。
早くもあじさいが...と思ったらオオデマリという花らしい。
池の石灯籠。
蓬莱島も緑が増えてました。
新緑も鮮やかで美しかった。
子孫繁栄を願う陰陽石。
池にはたくさんの鯉がいるのですが、中にはナマズも混じっています。
6月上旬には今度は花菖蒲が見頃になるのだとか。
うう...また行きたくなったではないか^^;
【Information】オフィシャルサイト(宇和島市観光協会)
アクセス:JR宇和島駅から徒歩20分
入場料:大人300円、中学生100円、小学生50円