リリー・フランキー

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トップランナーという番組(再放送ですが)でリリー・フランキー
ゲストとして出演していました。

ぼくとリリー・フランキーとの出会い
(実際に出会うわきゃないですがw)はココリコ・ミラクルタイプ
という番組でした。そのときは変なエロ親父がいるなーと思った
ものですが一見地味そうな割りにコジャレてていうことも面白い。

そのうち「東京タワー」を読んで彼に対するイメージ
(もちろん好印象度)が急激にアップ。

しかし彼は何者なのか。
イラストレーターであり、コラムニストであり、小説家でもあり、
ミュージシャン(?)でもある。いわゆるマルチタレントとという
くくりなんでしょうが彼自身はそういう「肩書き」にくくられない
人間のようです。

人間には肩書きが必要な人間と、そうでない人間と二種類いる。

それはどちらが良い、悪いの問題ではなく、
どっちが自分にとって幸せか、本人の選択で決まるものだと思う。
僕はたぶん後者なんだろう。

何でもしってるつもりでもほんとは知らないことが、たくさんあるんだ

小説「東京タワー」とオリジナル絵本「おでんくん」の両方に
でてくるフレーズ。彼の根幹であり、僕の根幹でもある。
「知る」だけでは何も生まれないことが分かっていても
とにもかくにも僕らは知りたがる。

「トップランナー」で彼はこうも言ってました。

僕はホンモノじゃない。でもホンモノじゃないからこそ見えてくるものがあるんだ。

「ホンモノ」とはここではその道のプロ、専業者を指すわけですが
今まさに自分にとって「ホンモノ」が分からない僕が「僕」で
いるために必要なことを教えてくれている気がしました。

彼をみてると僕のような人間でも生きる価値があるんだなって
元気が出る。

なにをやろうか分からないうちは自分を肩書きというもので
縛らないようにしよう。興味の赴くままに行動しよう。