エヒメノタマビ【愛媛県美術館】

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2013年8月。
松山の愛媛県美術館で1つの展示がスタートしました。
タマビ出身の愛媛に縁にある人たちによる展示です。

愛媛に来る直前の4年間、社会人学生として通った者として、
自分も出展させてもらうことに。
盆踊りの準備と重なって、なかなか思うように作品作りが進みませんでしたが、
なんとか間に合わせることができました。


芸術は天賦の才を備えた特別な人だけのものではありません。
エゴの中にあるイメージをエゴの外にある人や社会に伝えたい、
共感を得たいと思っている人すべてのためにあります。
そして、その想いはヒト社会をより良いものにしていくためには不可欠なものです。

また、芸術は木の良さを伝えていくために不可欠な要素です。
だからユスモクではその制作活動にアートを意識して取り入れたい、と考えています。


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自分の名前が一番左端にあるのですが、専攻が「グラフィックデザイン」と間違ってる...
(「スペースデザイン」が正解)


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作品そのもののカタチはもちろん、
スマートな「 移動のためのカタチ 」も考えなくてはならない。

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本来は内側から光をあてる自照式の予定でしたが、
会場内で電源がとれないため、スポットライトによる照明としました。

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制作現場における自照バージョン。

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機能や技術重視の現代社会で、「カタチ」が果たす役割を再考します。
今回の作品のテーマは「Reconstruction Tree(木の再構成)」。
木で樹を作りました。
自然が持つ「混沌」の中から、人間の都合である「秩序」を取り出したら樹はどうなるのか。
例によってなかなか始動がかからず、頭の中のイメージをくすぶらせる日々が続きましたが、
なんとかカタチにすることができました。


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展示は愛媛県美術館の特別展示室にて、
8月14日から25日まで12日間。
入場無料でなんとタマビ創設者の杉浦非水さんの作品も展示されました。

多摩美校友会の会報にも掲載されました。

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地元の婚活イベントでも使っていただきました。
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