「やぐちひとり」に『ブックエンタメ』というコーナーができて、
そこでこの本が紹介されていて本屋で立ち読みして、
いいなあ...と思いつつなかなか買うまでに踏み切れず、
ついこの間トップランナーで本城直季さんがゲストで
出演してるのを観てついにAmazonで購入。
実際の風景がまるでミニチュアのように見える不思議な写真。
本城さん自身は物腰の柔らかそうな好青年そうでした。
レンズとフィルム面の対角度を自由に調節できる"シノゴ"と呼ばれる
旧式のカメラで特定の直線上にだけピントが合うような撮影を
することであたかもミニチュアを眺めてるような写真が撮れるのだそうです。
最初は映画に興味があり、写真にはそれほど興味はなかったとか。
そして写真をはじめても今のスタイルに至るまでにはそれなりに
試行錯誤があったそうです。そしてスタイルが決まったら、
いい絵がくるまで、ひたすらシャッターチャンスを待つ。
迷い、待つ。
ひたすら忍耐の日々だったことでしょう。
迷うことの多い自分がすべきことを教えてくれたような気がします。