もしもゴッホの絵が動いたら...
そんなコンセプトで作られている映画があります。
2016年中には公開予定だったみたいですが、
なにせ1秒の動画に12枚の油絵が必要で、80分の作品に仕上げるという
途方もなく労力のかかる作業のため、どうも完成が遅れているようです。
画家として活動した十年で描いた絵は油絵だけでも860点。
しかし、画家が生きている間に売れた絵はたったの1枚。
そこには画家の精神を壊してしまうほどの絶望があった。
しかし、画家はそれでも描き続けた。
画家の死後、彼が描いた絵は億単位で取引されている。
そんな彼の人生を見て、人々は言うだろう。
「どんなに凄い絵を描いても、生きてる間に認められなければ意味がない」
...はたして本当に意味はなかったのか。
画家の人生は不幸でしかなかったのか。
自分は彼を羨ましいと思う。
どんなに世間から認められなくても、孤独な世界に生きていても、
取り組み続けられるものがあったことを。
それこそが人生における最高の幸せなんだと。
親愛なるフィンセント。
なにがあなたを突き動かしたのですか?
僕はそれが知りたい。
(出典:Wikipedia)