イサム・ノグチ庭園美術館を見学後、牟礼町から高松市へ移動。
高松市美術館へ。
タイミングよく、「イサム・ノグチ 世界とつながる彫刻展」開催中。
横浜でもやってたみたいです、この展示会。
抽象的な石の彫刻しかしてないのかと思ったら。
頭像、プレイグラウンド、家具、照明...
石像、銅像、ブロンズ像、陶像、ステンレス像...
さまざまな作品を手がけているんだな。
広い視野と広い見識。
アメリカ人と日本人との間に生まれ、自分がどこに帰属するのかが
分からず、それを求め続けたといいます。
それが彼を際限なく広い視野へと駆り立てていった...
彼ほどの素養は僕にはかけらもないかもしれないけど、
心理的にはどこか似通うものがあると感じた。
幼い頃に両親に見放され、本当の親を知らずに育った。
大人になるにつれ、自分がますます分からなくなった。
親を知らないことで自分を半分見失ってる気がした。
それでがむしゃらにいろんなものにしがみついた。
彼はどのようにして世界とつながりたかったのだろう。
会場内は撮影禁止ですが、
他の撮影可能な場所で撮影したものについて、以下に紹介します。
(厳密には展示品と一致しないものもあります)
「Hanging Man(ぶら下がる男)」(ノグチ・ミュージアム)
「クロノス」(左側、ノグチ・ミュージアム)
(図録中では「静岡県立美術館蔵」表記)
広島の原爆死没者慰霊碑(1/5模型、ノグチ・ミュージアム)
(図録では「広島市現代美術館蔵」表記)
「スライド・マントラのマケット」(ノグチ・ミュージアム)
「球状体」(ノグチ・ミュージアム)
「霊的理解の石」(ノグチ・ミュージアム)
「下方へ引く力」(横浜美術館)
2007年のノグチ・ミュージアムでも見たなあ。
「彼女 #2」(ノグチ・ミュージアム)
「雨の山」(ノグチ・ミュージアム)
(図録中では「財団法人 草月会蔵」表記)
「真夜中の太陽」(横浜美術館)
「マイアストラ、ブランクーシへのオマージュ」(左側奥、横浜美術館)
「チャイニーズ・スリーヴ」(右側、横浜美術館)
フリーフォームソファ・オットマンとコーヒー・テーブル(ノグチ・ミュージアム)