久々に八王子キャンパスに行ってきました。
今年は八王子の授業を2コマ受講しますが、
今回はそのうちの1つ「構造力学2」の授業を受けに行ってきました。
この科目はオープン科目ではないので本来受講はできないのですが、
去年受けた「構造デザイン」の先生からこの科目を紹介してもらい、
担当講師に聴講の許可をお願いしたところ、快諾してくれました。
正式な履修ではないので単位にはならないんですけどね。
本来は環境デザイン学科3年生の必修科目。
先週が初回の授業だったのですが、健康診断で受講できず、今日が初受講。
どきどきしながらいざ教室へ。
去年はオープン科目で正式な履修だったので堂々と一番前に座っていたのですが、
今回は聴講させてもらうのだから一番前はまずいだろう...
と思いつつ教室に入ったのですが、意外に前のほうはすでに席が埋まってました。
んで真ん中辺に座って授業スタート。
授業がはじまっても寝ている学生はあまりいませんでした。
意外。
去年はけっこう寝てた人が多かった気がするんだけどな。
最初だけなのか、はたまた今年の3年生はやる気のある学生が多いのか、
...先生の授業が上手いのか。
...確かに授業は面白かった。
今回の講師は小西泰孝先生。
現役で活動している構造設計士。
授業は先週に引き続き、今回もガイダンス的なことでした。
先生のお仕事紹介がメインでした。
あの石上純也氏と組んで神奈川工科大の工房を設計。
この建物、2009年日本建築学会賞を受賞してるんですね...
建築だけでなく、テーブルも一緒に作ったのだとか。
天板がただひたすら薄く、細長いシンプルなテーブルなのですが、
構造のノウハウが詰まっているんですね~
そのままだと天板が自重で下にたわんでしまうのですが、
そのたわみ量を見込んであらかじめ逆方向にたわませたり、
足との溶接に工夫を凝らしたり。
構造ってスケールを越えて生かされるものなんですね。
というよりそういうものが優れた構造、というものなのか。
そのほか乾久美子さんとか、妹島和世さんとも仕事をしているすごい方なんですね...
前回の授業で学生にアンケートをとって学生の意向を聞いたり、と
面白い授業をしたい、という積極的な姿勢が学生にも好感を与えているようでした。
もちろん去年の先生の授業も僕にはすごく面白かったんですけどね。
おかげで成績も「S」評価をもらえたわけだし。
今年は単位がもらえないので成績もつかないのだけど、
今年も建築構造を楽しく学べそうです。
...しかし次回はGWで2週開いちゃうけどね。
次回の授業が待ち遠しい~!